2017年を迎えて ー思いつくままー

January 1, 2017 – 1:48 am

毎年、新年を迎えるとき、過ぎ去った年を振り返えるとともに、新年の抱負とか期待とかを書くことにしている。

今年も思いつくまま、書いてみることにした。


  
古稀を迎える: 
私、今年で、数え年の70歳、古稀を迎える。

ウィキペディアによると、「古稀」というのは、「唐の詩人杜甫の詩・曲江のなかの『人生七十古来稀(七十年生きる人は古くから稀である)』に由来する」とのことである。還暦のお祝いの色は赤色であったが、古稀のそれは紫色だという。

杜甫の生きた時代8世紀の70歳というのは確かに稀でお祝いをするだけの価値があったのだろう。しかし、今や我が国の平均寿命はWHO調べで83.7歳というから、まだまだ私にも「活躍」の場が残されていると考えたほうがよさそうだ。「活躍」というと大げさになるが、多少の思索をするぐらいの余裕はあると考えてもよさそうだ。

随分前になるが、日経の記事を引用して「50年前の65歳は現在の75歳に相当!」という記事を書いたことがある。「平均余命の等しい年齢を同じ年齢とみなす考え方」にもとづくとこのようになるようだ。杜甫の時代の70歳は今の85歳程度になるのかもしれない。

退職から10年が経過
昨年(2016年)の7月で退職から10年という月日が経った(「早期退職して10年が経過」)。

中途退職した主だった理由はその前年のがんの発病と治療であった。「完全寛解」ということで2005年の10月には退院することができたのではあるが、それ以来、常に再発の可能性を意識しながら生活することになった。幸い、この10年間、再発の徴候もなく無事に過ごすことができた。油断するわけではないが、そろそろ病気のことは気にしなくてもいいような気がしてきた。

中途退職から10年が経過したということで、6月末に、娘とふたりでスペイン旅行をした。述べ10日間というタイトなスケジュールの旅であったが、現地でレンタカーし、30年ぶりにヨーロッパでのドライブ旅行を楽しむことができた(スペイン旅行(帰国後感想編4) バルセロナなど)。

ドライブ旅行では、娘がGoogle Mapを見ながらみナビゲートしてくれた。1000キロを超えるドライブを無事終えることができた。Google Mapという30年前には考えられなかったツールを利用した旅行、IT技術の進歩のすごさをも実感した。

30年ぶりに左ハンドルでの運転ができるかどうか心配したが、なんとか乗り越えることができた。最近、「高齢者」による自動車事故の多発が社会問題化しているなかで、高齢者の仲間入りをしたものとして、多少無謀な旅だったのかもしれないが、無事帰国することができた。まだまだやれるという実感。

EUの抱える矛盾そして反グローバル主義
EUへの難民の流入などを契機としてEUの抱える危機が顕在化してきた。スペイン旅行してるときに、イギリスが国民投票によりEUから離脱することになった。世界の枠組みが大きく変化しているように感じた。

今回のスペイン旅行で、マラガからグラナダへの移動は、遠回りして、アルメリア周辺を経由するルートをとった。アルメリア周辺では、遠目には、炎天下のなかに雪景色が拡がるかのような白く広大なビニールハウス群にであった(スペイン旅行(帰国後感想編5) マラガからグラナダ)。このビニールハウスでは、トマト、ピーマン、キュウリなどが栽培・生産されているという。

今や、アルメニア地域は、フランス、ドイツなどのEU諸国の食料生産地域として成長し、ヨーロッパの食糧庫としての地位を築くようになってきたようだ。こうしたスペインの変化は、フランスなど他のEU諸国の農業生産者等にとっては、当然のことながら、大きな脅威となっている。野菜の価格低下によりフランスの農業従事者が激しい抗議運動を展開していることが大きく報道されている。

今回のヨーロッパ旅行で、このようなヨーロッパ諸国、EUの大きな変化を自分の目で見ることができたように思った。難民移入問題だけではなく、こうした大きな変化が、ヨーロッパにおける排外主義などに結び付くのではないか、と心配になったりもする。

生活の一部となっている自宅サーバの運営
今や、自宅に設置しているLinuxサーバの運営は、私にとっては欠くことのできない生活の一部になっている。サーバの運用では、このブログを維持するための作業が中心にはなっているが、その他にも、このLinuxサーバをテストベッドにして、さまざまなWebプログラミングを試したりしている。こうした試みを通じて、変化の激しいIT業界の実相を、多少は、覗き見ることができているような気がする。実に楽しい。

ただ、このところ年齢を重ね、プログラミングなどの作業効率が著しく低下していることを感じる。プログラミング作業は、集中と根気、さらに言えば記憶力を必要とすると思うが、最近、こうした能力が劣化していることを自覚するようになってきた。率直に言うと、高齢者のボケ症状が私にも現われ始めたということかもしれない。そういう症状が現れるのは避けることはできないことではあるが、つたないながらプログラミング作業をすることにより、こうした能力の低下速度を緩和できるのではないか、と思っているところだ。

過ぎ去った年2016年の第4四半期には、OSをScientific Linux 5.x から7.xにアップグレードした。OSのアップグレード作業に併せて、主要なモジュールhttpd(apache)、Php、Mysqlを最新版に更新した。毎度のことではあるが、基本モジュールの更新により、かなりの量のアプリ・プログラムの見直しが必要になった。

今回の見直し作業、かなり大掛かりなものになり、かなりてこずってしまった。一部の作業は、年を越すことになってしまっている。新しい年は、こうした作業をするところから始めなくてはならない。

ともあれ、今年も、少しながらでも楽しみながら、自宅のLinuxサーバの維持活動を続けて行きたいと思っている。

まとまりのない話になってしまった。

最後に、激動が予想される世界のなかで、「平穏」な年金生活が送れることを願ってる次第だ。


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