2023年 新年を迎えて

January 2, 2023 – 12:25 am

新しい年2023年を迎えた

今年も、例年どおり、新年最初のエントリーということで、過ぎ去った年を振り返るとともに、新しい年に向けた思いを書き留めておいた。

昨年は病気治療で入退院: 昨年のことを一言でまとめると、散々な年であった。

一昨年から昨年の前半にかけて入退院を繰り返し、昨年は新年を病院のベッドのなかで迎えることになっていた。一時は、歩行も困難で、呂律も回らないといった末期的な症状を経験をしたが、年後半は、なんとか以前と同様の状態まで復帰することができた。

危機的な状況に至ることになった直接的な原因は、副腎機能不全と甲状腺機能不全が同時に起きるShmidt症候群を発症したことによるらしい。この症状、薬の定期的な服用により、問題なく、日常生活を送ることができるということで、幸運にも大事に至ることなくやり過ごすことができた。私の理解では、抗がん剤治療とその副作用への対処からこうした事態になったということのようだ。

歳を重ねると何が起きるかわからないというのが現実。健康には気をつけなければならない。なによりも、まずは、健康である。

世界的な危機を経験: 個人的に経験した危機だけではなく、昨年は、世界中が大変な危機、転換点を迎える年であった。新しい年は、その世界的な危機の成り行きを意識した一年になるのは間違いない。

3年前の中国発の新型コロナウィルスの世界的な蔓延は、我々に不便な生活を強いている。こうした状況が何時になったら解消するかを見通すことは難しい。一時的に感染者数の減少はあったものの、非常に感染力の強いオミクロン株の流行が発生し、気を緩めることはできない。

昨年2月には、ロシアによるウクライナ侵攻という想像もしない事件が発生した。グローバル化が進み、21世紀にこうした野蛮な戦争状態が発生するとは信じられなかった。

今まで経験をしなかった時代の始まりという予感がする。
  


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