「全国道路・街路交通情勢調査」に協力
October 27, 2025 – 1:50 pm我が家に「全国道路・街路交通情勢調査 自動車起終点調査 ~自動車の利用実態に関する調査~」と称する調査票が送られてきた。
この調査、政府統計の一種のようで、我が家の車両番号が抽出され、調査対象になったようだ。こんな調査がくるのは珍しいことと思い、調査内容などについて、送付されてきた資料、調査票についてメモしておいた。
まず、表書き。つぎのように書かれている。
本調査は、統計法に基づく調査です。質の高い統計データ作成のためには、「あなたの回答」が重要です。調査へのご協力をお願いいいたします。
令和7年5月末時点の自動車登録情報より、地域や車種のバランスを考慮し、国土交通省において無作為に抽出した結果、あなたのお持ちの車両が調査対象として選ばれました。
国土交通省では、昭和3年から概ね5年毎に、道路交通の実態を把握し、道路の計画、建設、管理などについて基礎資料を得ることを目的とし、全国一斉に自動車の利用実態に関する調査を実施しております
国土交通省 道路局
趣旨は理解したのではあるが、この調査、答える側にとっては結構な負担になるものであった。
調査の対象が調査対象として抽出された車両ひとつではなく、所帯の所有する車両すべてについて回答を要求される。質問項目は、平日、休日の2日間にわたる車両の動きを詳細に回答することが求められる。何時何分にどこにでかけ、どんな目的ででかけたか、走行距離は何キロであるかなどなど、通常では意識しないようなことを回答しなければならない。
質問のなかには(任意ではあったが)所帯の収入について回答を求めるものもあり、個人情報を根こそぎ問うものになっているのには、若干の疑問を感じるところもあった。
個人情報の保護について、「今回ご回答いただいた内容は、統計的に処理を行い、調査目的以外は使用いたしません。また、今回の調査により得られた個人情報については、調査終了後に国土交通省が責任を持って処分いたします。」となっているが、質問内容との兼ね合いで、どうも不安を感じるところもあったように思う。
ま、ともかく、お国の調査に協力させていただきました、というところだ。