個人事業 YAMA’S NETの開業

January 23, 2010 – 4:13 pm

昨年の大晦日に書いた「今日で2009年も終わり」で、個人事業主になったとの話を書いた。単に、税務署に「個人事業の開廃業届け」なるものを提出し、受理されたというだけの話しなのだが、そのいきさつを簡単にメモしておくことにした。ひょっとしたら、このブログの読者の皆さんに参考になるかもしれない。

何故、個人事業主に?: 以前勤めていた会社時代の知人から、単発で、仕事を手伝ってくれないかと相談を受けた。話しを聞いてみると、データの整理・分析を短期間で行いたいとのことである。仕事を受けるのは良いが、退職以来、3年も気儘な生活をしていた身、2、3ヶ月とはいえ会社勤めを再開するのはなんとも抵抗がある。

自宅で仕事をさせていただくことにした。そこで、この仕事に対する対価は「雑所得」という扱いになることに気づく。「給与所得」であれば税控除があるが、仕事を請け負って、自宅で作業をするということになると、その収入は「雑所得」となり、何の税控除も受けられないではないか!作業に関わる経費だってバカにならない、打ち合わせに出かける交通費だって・・・。

いろいろ調べてみると、個人事業主になる道があることがわかった。これだと、必要経費も認めていただけるようだ。ということで、これを機会に個人事業を開業させてもらうことにした。ささやかながら「独立」することになるのだ。生まれてこのかた、会社勤めしか経験のない私にとって、「未知への挑戦」だ。会社を設立するなんて大袈裟なことになると、手続きその他、私の手には負えない。個人事業主だったら、私の実家でやっていた個人商店と同じ扱いになる。なんとかやれるのではないかと思った。

個人事業主になるには、どんな手続きが必要?: インターネット上でいろいろ調べてみると、個人事業主になるには、所轄の税務署に、「個人事業の開廃業等届出書」と「所得税の青色申告承認申請書」(税金の申告を青色申告とする場合)のふたつを提出すればよいようだ。この手続きをすると、「個人事業」開始の「宣言」をしたことになるわけだ。

「個人事業の開廃業届出書」は国税局のHPからPDF形式でダウンロードできる(PDFのアドレス)。

私の届出内容を参考のために書いておこう;

・ 職業: システムエンジニア

退職以来、職業欄にはいつも「無職」と書いてきた。いよいよ事業を開始するというときに、「無職」とするのも変な話しだ。思案した結果、今から始めようとする事業内容と整合性がとれるものをということで、「システムエンジニア」とした。特別に資格があるわけはないが、やろうとする仕事を考えるとこういうことになる。職業詐称ということにはならないだろう。

・ 屋号: YAMA’S NET(ヤマズ ネット)

特には、屋号を指定する必要はなさそうだ。しかし、これまで培ってきた情報処理技術を活用する事業を始めるということで、願いを込めて、我がサーバーのドメインネームyamasnet.comから、この屋号を選んだ。

・ 事業の概要:  ITシステムの設計、構築、運用並びに支援、IT関連情報の調査、翻訳

これで、サーバーの立ち上げからWebの設計・運用まで、情報処理関連の事業が展開できるはずだ。今回、知人から請け負った仕事も「支援」というくくりで事業の一部として取り扱えると思う。

・給与等の支払の状況: 空欄

この欄、誰かを雇って事業を展開するときに記入をするものだ。区分のなかに「専従者」と「使用人」というのがあって、我が妻を「専従者」として登録し、毎月、給与を支払う形式を取ることもできるようである。私ひとりで、きりもりしようということで、空欄にしておいた。

以上の内容で税務署に届出をした。税務署のお姉さん、フォームをながめて、「結構です」。ということで、税務署のスタンプを押してくれ、簡単に手続きが終了した。

この書類に併せて、「所得税の青色申告承認申請書」を提出、これにより、いまから税金の申告を青色申告で行うことが可能になるはずだ。帳簿をきちんとし、「複式簿記」とすると、60万円までの控除が受けられるという。我がほう、こういう分野は全くの素人、今から勉強しなければならない。

銀行口座を開設: 個人事業主の届け出を済ませて、その足で、銀行に出かけ、YAMA’S NETの銀行口座を開設した。我が家のお金の出入りと、YAMA’S NETとしてのお金の出入りを分離しておくのが必要なのでは、と考えたわけだ。

銀行では、税務署でスタンプを押してもらった「個人事業の届出」の控えを見せることで、新しい銀行口座を開いてくれた。

窓口のお姉さん、「どういう目的で、銀行口座を開かれるのですか?」と質問、我がほう、「個人事業としてのお金の入金、出金を、新しい口座で行いたいのですが」と回答。

続いて、このお姉さん、「いくらご入金を」という。私は、「口座を開設するだけで、今日は、特には入金を考えていないのですが、・・」というと、「口座を開設するには、最低100円のご入金が必要です」という。なるほど、銀行口座を開設するということは、お金を入金するというのとセットだ、ということに気づかされる。それではと、財布のなかから最低の100円を入金。

これで、晴れて、我がYAMA’S NET、取引銀行が決ったことになる。

以上、我がYAMA’S NETの開業手続きは完了。Googleのような大企業に育つのか(それなはないか?)、それとも開店・休業の道を辿るのか、今後の事業展開、どのようになるのか、このブログで、逐次、ご報告の予定である。

 当面、冒頭に書いた、知人から請け負った仕事を完了させることが一番重要なことなのではないか、と殊勝なことをひとこと。そうはいうものの、YAMA’S NETのオフィシャルHPを作るとか、帳簿の書き方を勉強するとか、いろいろやることが多い。

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  1. 4 Responses to “個人事業 YAMA’S NETの開業”

  2. 以前から個人事業主という形態で仕事はしていたものの、開業届けを出さぬままでいたのですが、この度正式に開業届けを提出してくることになった者です。とても参考になりました。個人事業の屋号で銀行口座を開設するのって意外と簡単にできるものなのですね。早速つくってきます、ありがとうございました。

    By 個人事業主 開業 on Sep 20, 2010

  3. 愛読感謝です。
    屋号での銀行口座の開設、銀行ごとに仕組みが違うのかもしれませんが、私の場合は記事に書いたように簡単でした。

    By yama on Sep 20, 2010

  1. 2 Trackback(s)

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