Archive for the ‘科学・技術・原子力問題’ Category
Thursday, April 8th, 2021
福島第一の原発処理水問題、本ブログでも何回か扱ってきた。
私なりの結論は、「トリチウム以外の放射性物質を『含まない』処理水の海洋放出を早期に行う」というものだ。いたずらに、問題を先送りし事態を複雑にすべきではない。
今朝のTBSラジオ森本毅郎スタンバイでは、政府が原発処理水の処理方法決定の方針を決めたことについて次のように報じている(以下、書き取り):
東京電力福島第一原発のたまり続けている放射性物質を含んだ処理水について、政府は近く、廃炉汚染水対策の関係閣僚会議を開き、海洋放出を決定する方針を固めました。菅総理は処分について、近日中に判断すると説明。一方、全国漁業協同組合連合会は改めて反対の姿勢を示しています。
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日経産業新聞の特集記事「原発技術 2030年の崖」のまとめが日経電子版(2021/3/7付け)に掲載されていた。

このまとめのなかに、右掲した「日本の原発地図」があった。この図、資源エネルギー庁の資料をもとに、今年の1月18日時点での状況を日経産業新聞がまとめたもの。我が国の現時点での原発の状況を把握するのに便利なものと思った。アップしておいた。
記事のリード文は以下(転載):
東日本大震災に伴う東京電力福島第1原子力発電所の事故からまもなく10年を迎えます。国民の原発に対する信頼が崩れた結果、原発の再稼働は進まず、原発新増設やリプレース(建て替え)の議論も滞っています。政府が2050年までに温暖化ガス排出実質ゼロを実現するとした目標では、原発をこれからどう位置づけ直すかが焦点のひとつです。
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Wednesday, January 6th, 2021
最近の日経、気候変動がらみで盛んに原発復帰キャンペーンをやっているような気がする。
「第4の革命 カーボンゼロ」とタイトルした特集、今日は、「小型炉に浮かぶ『現実解』」という解説記事。なにか夢ありそうな表現になっているが、福島第一を経験し、一応、原子力業界でお世話になっていた私としては、多少の違和感もあり、しっくりこない。
この解説記事のリード文は以下:
新政権発足後、即座にパリ協定に復帰すると宣言した米国のバイデン次期大統領。2兆ドル(206兆円)を投じる気候変動対策には原子力発電所の活用も盛り込む。力点を置くのが、安全性が高いとされる小型原子炉の開発だ。
昔から、「小型原子炉」の話題はあるけど、これで、どこまで安全性が高められるのか、十分理解できない。私の勉強不足か。
曰く、
配管が複雑に絡み合うこれまでの原発の雰囲気はない。数万キロワット級の原子炉を5~6本まとめてプールに沈め、発電する。水につかっているから事故で電源を喪失しても炉心を冷やしやすい。核のごみの発生も今までより少なく抑えられる。
なんて話だが、核のゴミの発生は、基本的には、出力累積量に比例するはず、「少なく抑えられる」なんてのは本当かな?なんて思ってしまう。
それに、プールに沈めてなんて話、研究炉のような(十分に)低出力な原子炉だったら成立するかもしれないけど、出力少ないっていっても、発電炉。それなりの出力はあるはずだ。本当に安全性が維持されるのかどうか、私には、良く分からない。
関連情報を仕入れて、勉強しなきゃって思っているところ。
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Sunday, November 8th, 2020
今年も、「安定ヨウ素剤配布ご案内」なるものを受け取った。4,5年前からこの案内を受け取っているが、私自身は、ヨウ素剤を受け取る気は毛頭ない。
我が家、日本原電東海第二発電所から直線距離にして2.5Kmの位置にある。国の原子力災害対策指針でいうPAZ(原子力発電所から概ね5Km圏内)ということになる。
PAZ内の居住者は、原子力施設の事故発生時に、放射性物質が放出される前に避難するよう指示されることになっており、この際、安定ヨウ素剤をの服用を求められることがある。滞りなく安定ヨウ素剤が服用できるよう、PAZの居住者には事前に安定ヨウ素剤が配布されることになっている。
我が家がヨウ素剤の配布対象者ということで、今年も、ヨウ素剤配布についての説明資料が送られてきたわけだ。
しかし、だ。東海第二発電所は10年前の大地震以来稼働していない。再稼働に向けての作業は進んでいるようだが、稼働は数年以上先になるはずだ。
稼働もしていない原子力発電所の近くに住んでいるということで、ヨウ素剤が配布されている。おかしな話だ。稼働してない原子炉から放射性ヨウ素は放出されることはない。そもそも、この時期に安定ヨウ素剤を、我が家などに、配布しようとすること自体がおかしな話だ。
全く、原子力安全の施策として無意味なことをやっていることになる。
今回も、これまでと同様、ヨウ素剤を受け取る気はないが、送られてきた書類、資料一式のPDFファイルの形式で本ブログ上にアップしておいた。
将来、歴史的資料のひとつになるのかもしれない。 (続きを読む)
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Monday, October 26th, 2020
今年の7月1日からはじまった「レジ袋有料化」、とんでもない愚策だ。有料化開始から4か月経っているが、いろいろなところで想定していなかったような問題が起きているようだ。
日経電子版(10/24 11:51)に「エコバッグ思わぬ余波 レジ待ち長く、万引き懸念…」という記事がでていた。記事のリード文は以下(転載):
スーパーやコンビニエンスストアのプラスチック製レジ袋が有料化され、エコバッグを持参する買い物客の姿が定着してきた。ただコンビニのレジでは客自身による袋詰めで時間がかかりトラブルになるなど、思わぬ余波が広がっている。エコバッグを悪用した陳列商品の万引きも横行し、対策に乗り出す店舗も出ている。
やはりね。というのが私の実感。検討しなおしたほうが良いと思うがいかがだろう。
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