国立大授業料を私大と同レベルにする?
Wednesday, May 21st, 2008今日の朝刊を見ると、19日の財政制度等審議会で、「『国立大の授業料を私大並みに上げるなどすれば五千二百億円が浮く』と、(教育)予算増とは逆に一段の効率化が可能との試算を公表」との記事を見つけた。我が子、今年、高校に入学したところで、そろそろ大学入学の費用を考えておかねばと思っていた矢先で、私にとっては、結構、重要な話だ。カネ勘定だけで、教育を考えられたらたまらない。
今日の朝刊を見ると、19日の財政制度等審議会で、「『国立大の授業料を私大並みに上げるなどすれば五千二百億円が浮く』と、(教育)予算増とは逆に一段の効率化が可能との試算を公表」との記事を見つけた。我が子、今年、高校に入学したところで、そろそろ大学入学の費用を考えておかねばと思っていた矢先で、私にとっては、結構、重要な話だ。カネ勘定だけで、教育を考えられたらたまらない。
3ヶ月前、わが子の高校受験について、数回、書いた。幸い、目標にしていた公立高校に入学でき、やれやれと思っていた。入学して1月半が過ぎ、少しずつ高校生活にも慣れてきたようで、このまま、大学への受験勉強が本格化するまでは、高校生活を楽しめば良い、などと考えていた。ところが、である。全く、私の想像していない学校の仕組みを知ることになった。11月頃までに、文系にするか理系にするかを決心しなければいけないというのだ。文系と理系では、学校で教わる教科の中身が違うというのである。
数日前に、わが子の高校入試の合格発表があった。幸い、希望校に合格することができた。希望した高校は、事前に受けていた模擬テストからみて、はるかに高い水準(偏差値)であったこと、入試後の自己採点がボーダーラインぎりぎりだったことなどから望み薄と思っていた。それだけに、親も子も喜びもひとしおだった。高校入試を通じて、いろいろなことを考えた。今回の経験について少し書いてみた。
NHKの「日本のこれから」なる討論番組を見た。今回は、教育問題、特に学力の低下問題をテーマに取り上げていた。これまでも、何回か「日本のこれから」シリーズの討論番組を見たことがある。「やはり今回も!」、というのが見終わったときの正直な感想だ。だらだらと床屋談義を流し続けているというのが実感。視聴者参加番組という体裁を整えることに汲々とし、焦点が定まった議論ができていない。そのまま、なにか結論(らしきもの)を導こうとするところに無理がある。これが私の実感だ。ただ、個別の意見には、いろいろ頷くところもあった。
我が子の中学校の卒業式に参列させてもらった。小学校入学以来、娘の学校の行事は、数回、運動会を見に行ったほかは、授業参観なども含めて、一度も行ったことはなかった。中学校を卒業することで、義務教育を終了し、娘にとっても親にとってもひとつの区切りであろうとの思いから、今回は、参列させていただいた。この卒業式、予想した以上に感動的だった。