Scientific Linux 6.1 で自宅サーバー再構築(その1)
September 18, 2011 – 6:34 pmほぼ4年間にわたって動作しつづけてきた自宅サーバーの更新を考えてきたが、そろそろ潮時ということで新たなサーバーの構築作業を行なってきた。一応、主要なサービスを公開するところまでこぎつけたところで、この際、これまでのエントリーと重複してしまうこともあるが、新サーバー構築の作業記録を書いておくことにした。
まず、今回は、自宅サーバーとして使用しているPCの物理構成、ネットワーク構成についてメモしておいた。
サーバー用PCのハード構成: 新規のサーバーの物理構成を、これまで使用してきたPCのそれと合わせて以下に掲げる。新サーバーの構成は、自宅サーバーとしては、かなりオーバースペックになるとは思われるが、それはそれ、1台の物理サーバー上でなんでもトライしようということ。
新 | 旧 | |
CPU: | Core i7 -870 (2.93GHz) | Pentium4 2.4BGHz |
M/B: | ASUS P7P55DE | AOpen AX4GER-N |
メモリ: | PC10600-2G × 2 | PC2100 DDR SDRAM(512MB) |
ハードディスク: | HGST Deskstar 3.5inch 1TB | – – (200GB) |
電源: | KRPW-V2-650W | – – (300W) |
DVD記憶ドライブ: | DVR-SN24GEB | – – |
PCケース: | PC-A16 | – – |
グラフィックボード: | GF210-LE512HD | M/B ON BOARD |
無停電電源: | UPSmini500 YEUP-0511MA | 同左 |
ネットワーク構成: ネットワークの構成は、旧サーバーを運用したものと全く同じ構成にしている。即ち、サーバーにはプライベートIPアドレスを割り振り、ブロードバンドルーターの静的IPマスカレード機能を使って公開サービスのポートをプライベートIPアドレスに対応づけている。
インターネット上への公開に係わって主要な情報を簡単に以下、まとめておく:
インターネット(外部)への接続:
通信回線: | NTT東日本 フレッツ光ネクスト(NGN) |
ISP: | <Asahi-Net(固定IPアドレス) |
DNS: | レジストラ GANDI(フランス)にて yamasnet.com を登録・設定 |
IPv6への対応: 上記の構成は、従来から用いているIPv4(PPPoE)方式を前提にしているが、最近話題のIPv6への対応について、SPがトンネル方式(PPPoE)に代えてネイティブ方式(IPoE)をサポートするのが一般的になった時点で、全面的な見直しを行うことにしている。
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