素人的経済観測: ETF(上場株式投信)について考えてみた
March 4, 2024 – 3:26 pm日経平均が史上最高値をつけ、そろそろ落ち着くのかと思っていたら、瞬く間に、40,000円の大台を超えてしまった。今日の終わり値でも 40,109円になっている。正直なとこ、最近の値動き、正気の沙汰ではないように思ってしまう。
日経平均が上がっても下がっても、株を所有しない私にとっては、どうでも良いようには思うが、株価が上がるというのは、年金財源を支えるものなので結構なこととは思う。年金生活者の年金額が増えることにはつながることはないが、年金財政が安定すれば、将来への安心といった気分を持つことができる。
ただ、長くつづいたデフレが終わり、わが国の景気が良くなってくると、インフレが進むと、わずかばかりの銀行預金がさらに目減りしてしまうというのは困ってしまう。
少しは株への投資というのを考えてもいいような気がする。銀行預金の目減りを避けるための株式投資ということになると、とても個別株の見極めはできないので、上場株式投信(ETF)を検討することにした。
ETFは、投資信託を通常の株式の売買と同じように売り買いすることができるらしい。どんな種類のETFがあるのか、手数料などはどうなっているのか、さっぱり分からないので、1月の末に、とりあえず適当なものを少しだけ買ってみた。今後、売買をするときに、多少は、参考になるのではないかと思った。
購入したETFの損益は以下:
銘柄 取得時(1/30)価額 現在(3/4)終値 評価損益(率) SPDR S&P500 ETF(1557) 72,440(1株) 77,020円 +4,590円(6.34%) iFJPXプラ150 (2017) 100,600(100株) 106,100円 +5,400円(5.47%) MAXIS 日経225 (1346) 37,190(1株) 41,620円 +4,430円(+11.91%)
初めて購入したETFの値動き、日経平均が史上最高になっている現在、当然のことながら、短期でそれなりの利益がでている。それはそれとして、ネット証券での売り買いでは通常の株式取引きと同じで手数料は殆どかからない(SBI証券では手数料無料の対象)。気軽に売り買いすることができそうだ。
少し頭を冷やしながら今後の取引を考えてもいいような気がしてきた。投信のなかには、高配当の株式を集めたETFもありそうだ。多少のリスクはありそうだが、銀行預金の代わりになるのかもしれない。