世論調査で石破茂内閣支持が高いのをどうみればいい?

September 1, 2025 – 3:49 pm

参議院選で大敗し、政権基盤が弱くなった筈の石破茂内閣の支持率が高いようだ。

日経電子版(9/1 11:30配信)に、「石破首相、支持率向上で政権継続に強気 立民支持層や高齢層が底上げ」なんて記事がでている。

この記事のリード文を以下に転載:

日本経済新聞社とテレビ東京の8月の世論調査で、石破茂内閣の支持率は40%だった2月以来の40%台に乗った。参院選で与党が大敗したにもかかわらず、選挙直前より支持率が上がる異例の事態となっている。自民党の政党支持率が低迷するなか、高齢者や立憲民主党の支持層などが内閣支持率を底上げした。


「首相周辺は『なぜ支持率が高いのに辞めないといけないのか』と話す」なんて言われてる。どうも、石破首相自身が世論調査で支持率が高くなているのを理由に、参議院選挙に至る3つの選挙での敗北の責任を取る気がないように見える。政党のトップが選挙の結果に責任を取らなくてもいいなんてのは変な話だ。参議院選前から負けても石破は首相の椅子にしがみつくといわれていたが、その通りになってしまった。

参議院選挙の敗北の一因には、私の個人的な感想では、野党側の消費税引き下げの声にこたえる形で2万円の給付を行うなんて無原則なバラマキ公約をしたことがあるような気がしてる。とにかく、石破首相というのはきちんとした軸もなくフラフラする傾向がある。政治家としての矜持というのが感じられない。

何故、石破内閣への支持率が高いかについて、この日経記事では、理由のひとつに立民支持層が石破支持が多いことをあげている。これに対する解釈は簡単だ。フラフラとし確固とした軸もない石破だったら、立民の言いなりになってくれるのではという(立民支持者層の)期待があるということだ。

政党政治としての本筋からいくと、石破政権は自民党の旗をきちんと立て政権運営をするというのがあるべき姿だ。いまの状態は、石破経由で自民党が野党に乗っ取られているといっても過言ではない。

どうでもいい感想を述べさせてもらった。なんのことはない。石破は嫌いだ。さっさと、総裁選を実施し、新しい党首を選出すればいい。石破が続けたいなら、正々堂々と総裁選に立候補し、総裁に選出されればいい。
 


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