気になったニュース: はやくも、農林族の復権 消費者無視の米価維持政策
October 25, 2025 – 3:56 pm高市政権になったら、この生産調整に力点が移ったようだ。消費者より農家を保護ということのようだ。物価高対策を声高に叫びながらも、聖域のコメの生産調整で農家の利益を優先するという。関税をなくしてコメの輸入をするべしと思うのだが、・・
日経電子版(10/24配信)に「26年産米は一転減産「2%減」 農水省が目安、供給不足に懸念も」という記事がでている。
リード文を以下転載:
農林水産省は24日の自民党の部会で、2026年産主食米の生産目安を前年比2%減の711万トンと示した。目安は農家が生産調整する際の指標となる。米農家やJAグループ、自民党農林族の間で供給過剰による米価の下落を不安視する声が強い。事実上、石破茂前首相の増産方針の見直しとなる。
石破政権では、コメの増産を決定したはず。政権が変わり、新しい農林大臣が鈴木何某になったら、早速、「生産量を抑えて米価を維持」という旧来の方針に戻されたようだ。生産効率の悪いコメ生産農家の維持するために、コメの生産量を抑制するというのは、消費者無視ということではないのか?
「おいしい」高額のコメの食べたい方はどうぞと思うが、私のように貧乏人は輸入米で結構。世の中が悪口をいうほど、カリフォルニア米といった輸入米の味は、悪くはない。私自身、40年も前のフランス滞在中は、おいしいカリフォルニア米を食していた。
コメも輸入自由化すれば、キロ当たり341円の高関税を除いた、安くておいしいお米を食べることができる。