気になったニュース: TV設置届け出「義務に」??
October 17, 2020 – 10:34 am日経電子版(10/16 20:47)に「TV設置届け出『義務に』NHKが要望」という記事がでていた。
インターネットが普及した今、TV設置の届け出を義務にすべしという時代錯誤の要求をするNHKの破廉恥な主張に飽きれるばかりだ。これを機会に、NHKという組織を解体したらいかがだろう。
記事のリード文を以下転載:
NHKは16日、テレビの設置の届け出を義務づける制度改正を総務省の有識者会議で要望した。居住確認などの訪問・点検活動の経費を節減できるという。視聴者の負担も公平になるとみる。ただNHKの権限拡大につながるため反発を呼ぶ可能性がある。受信料体系の抜本的な見直しなどの経営改革が優先との声も根強い。
インターネットの普及、そしてネット回線の高速化により、ストリーミング配信が一般的になってきた。TVの役割も大きく変化している。
もはや従来型の電波の送受信をベースとする放送事業の役割は終わったといっても過言ではない。
TV設置の届け出というより、むしろNHK放送の受信を可能にするTUNERの設置届け出を義務化したらいかがだろう。それ以外のTV装置の設置についてNHKがとやかくいう筋合いではない。
放送法第64条(受信契約及び受信料)では、NHKとの受信契約について次のように定めている:
協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備又はラジオ放送[注釈 5]若しくは多重放送に限り受信することのできる受信設備のみを設置した者については、この限りでない。
これを読む限りNHKを受信できない受信設備を設置してもNHKと契約をする必要はないはずだ。
ここらで、放送法を時代に即したものに変えるべきと思うがいかがだろう。