スマホが５Ｇ対応になると何がいい？
October 23, 2020 – 10:39 am今日（13日）から、アップルの「iPhone12」シリーズ機種が発売される。
この機種、高速通信規格「５Ｇ」に対応しているのが売りだ。これでスマホ主要メーカー全てが「５Ｇ］対応機種を販売することになったという。
さて、我々消費者、「５Ｇ」対応スマホを買うべきか、買わざるべきか、素人的な感想をちょっとだけ書いておくことにした。
結論は、「購入を急ぐことはない。１，２年は様子を見たほうが良い。」といったところ。
「５Ｇ」規格にすることで期待されること：
まとめてみると、以下の3点か：
- 最高伝送速度は４Ｇの100倍の毎秒10ギガビット
２時間の映画を３秒程度でダウンロードできる - 同時に接続できる機器数１平方キロメートルあたり100万台
「４Ｇ」に比べると１００倍になる - 通信の遅延は、「４Ｇ］の１０分の１の１ミリ秒程度にとどまる
(日経記事「５Ｇ表示スマホ、速度は４Ｇ、既存電波転用で混乱も」を参考）
スマホユーザーにとって「５Ｇ］の魅力は１番目の最高伝送速度が４Ｇの１００倍になること。その他の同時接続数と通信遅延の改善はＩｏＴと呼ばれる産業用の使用に効果的な仕様。
日経記事によると、「総務省は、省令を改正し、４Gの電波を５Gに転用できるようにした」とのことだ。私の理解では、５G対応エリアを増やす苦肉の策、これでは最高伝送速度は期待される１０ギガビットにはならない筈。
４G 普及し始めたころ対応エリアが少なく、私の４G対応スマホが低速の３Gでしか使用できなかった時期がある。
iPhone12シリーズ機種など５G対応スマホの購入はしばらく待ったほうがよさそう。