新装なった歌舞伎座で観劇

December 14, 2013 – 7:26 pm

歌舞伎座

観劇というとかっこいいが、お芝居を一幕だけを覗き見る「一幕見席」を利用させてもらった。

この時期、一階席のチケットを取得するのはかなり困難にちがいない。それ以上に、年金生活を送る身の私としては、とても観劇に2万円近い出費をするのは考えてしまう。かなり敷居が高い。

しかし、一幕見席の料金は2000円。私でも利用できる範囲内。楽しませてもらった。

一幕見席とは: 観劇とまではいかないまでも、新装なった歌舞伎座のなかを見てみたいと思っていた。近くを通りかかったときに、歌舞伎座には、安い料金で一幕だけの観劇ができる「一幕見席」というのがあるのを知った。

この「一幕見席」について、松竹のHPでは次のように紹介されている:

好きな幕だけをお気軽にご鑑賞いただけるのが、一幕見席。幾度もお運びになるお客様や、歌舞伎を初めてご覧になるお客様のための、歌舞伎座ならではの人気席です。
一幕見席は歌舞伎座4階に位置しており、椅子::約90名、立見:約60名、合わせて150名、全てが自由席です。

チケットの購入: この一幕見席、チケットの料金は2000円。

幕の始まる二時間くらい前からチケットが販売されている。

今回の観劇では、幕開け近くになると売り切れになるのではないかと思い、チケットの販売が開始されるのを並んで待った。実際には、幕開け寸前(15分くらい前)でも購入できそうに思えた。

4階席からそれなりに楽しめる4階席: 右の写真、幕の開く前に4階の席から写したもの。

当然のことながら舞台までの距離は相当の距離があり、オペラグラスを持って行くのがお勧め。そうでもしないと、役者の表情などをはっきりと見ようと思っても、残念ながら、とても見えない。

写真にみられるように、幕間には、お弁当をたべながら観劇しているご婦人(写真に写っているのは3階席のかたがた)もある。観劇には、そうした楽しみもあるのだが、残念ながら、4階席からはお弁当を買う売店へのアクセスがない。前もって、お弁当などを購入しているのがいいのではないか、と思った次第。

10年ぶりの歌舞伎の観劇。それなりに楽しめた。またでかけてみたい。

因みに、幸四郎、海老蔵、玉三郎、獅童などなど豪華顔ぶれ、4階席でも2000円は安いと思うけど、いかがだろう。


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