UR公団住宅で玄関の鍵を紛失したら
October 25, 2014 – 9:24 amここ3年くらい借りている公団住宅で玄関の鍵を紛失してしまった。
帰宅時に鍵の紛失に気づき、合いかぎを持っている家族に連絡、家族が来るまで住宅周辺で2,3時間待機せざるを得なくなってしまった。本当に困ってしまった。
セキュリティなどを考慮し最終的には鍵のシリンダーを取り換えたのであるが、公団住宅で玄関の鍵を紛失した今回の経験、誰かの役に立つのかもしれない。
メモしておいた。
公団住宅の玄関の鍵: 私の借りている公団住宅の玄関ドアは鋼鉄製の頑丈な扉だ。鍵はいわゆるシリンダー錠というもので、かなり一般的なものだ。
公団住宅に入居したときに「住まいのしおり」。(住まいのしおり 第二編住宅設備等のご案内)なる冊子を受け取った。そのなかに、鍵についての記載がある。以下、関連部分を転載:
(6)鍵
皆さまの住宅の鍵は、住宅と一緒にあなたにお貸ししたものです。
この鍵は、皆様の生命、財産を保護し、プライバシーを守ってくれる大切な物です。鍵を紛失したり、盗難にあった場合でも、皆さまの住宅を開ける鍵(マスターキー)は、都市機構にはありません。皆さまが鍵を紛失されたため、防犯上危ないと思われるときは、シリンダー錠部分の取り替えを自費で行ってください。
なお、鍵に住戸番号や名前を書いた札をつけることは、紛失したときに危険ですので、絶対におやめください。
そして前項(5)には、
なお、鍵やシリンダー錠の故障と思われるときは、自分で取り外したりしないで、修理業者に修理を依頼してください。
このしおりによれば、鍵を紛失したら自費でシリンダー錠を取り替えること、そして取り替えに際しては、修理業者に依頼することとなっている。
シリンダー錠の取り替えには、: 「しおり」に書かれた修理業者を探さねばならない。自分で修理業者をさがすより、団地の管理人、あるいは「住まいセンター」に相談するのがよい。時間外で急ぎの場合には、「緊急事故受付センター」でも相談に乗ってくれる。
私の場合、時間外で「緊急事故受付センター」に相談したところ、もよりの業者さんが折り返し電話をくれた。かなり親切に対応してくれた。
取り替えに要した料金は、私の場合、シリンダー錠と取り替え作業代込みで一万円程度。夜間の営業時間外に取り替えをお願いしたので、時間外追加料金として五千円が加算された。団地の補修業者としてURに登録されている業者さんだとこの料金になるように思う。セキュリティを維持するのにこの程度の出費は止むをえない。それに、団地退去時に鍵3本を返却することを考えると、シリンダー錠の取り替えは、いずれ、必要になる。
「緊急事故センター」に相談してから1時間後には業者さんが来訪してくれ、シリンダー錠の取り替え作業が完了することができた。シリンダー錠の交換作業は、居住者が変わるときにいつも行っているので、業者さんのところには、該当するシリンダー錠の在庫はほぼ確実にあるようだ。
交換したシリンダー錠に併せて説明書を受け取った。興味深いものだったのでコピーし、最後に資料として添付しておいた。
鍵が無く部屋に入れないときどうする?: ここからは私の想像になってしまうが、シリンダー錠の場合と同じで、管理人さん、「住まいセンター」もしくは「緊急時受付センター」に連絡すればなんらかの対応をしてくれるように思う。
シリンダー錠の交換をしてくれた業者さんによると、鍵専門の業者さんにお願いすることになるが、かなりの料金を請求されることになるだろうとのことだ。作業は、「防犯性能表示」に書かれている「ピッキング」とか「かぎ穴壊し」でドアを開けたあと、シリンダー錠の交換をすることになるのだろう。
(1)シリンダー交換説明書:
(2)防犯性能表示: