3年前のニュース: 大卒初任給が二十万二千円に

November 16, 2014 – 10:59 am

3年前の今日(2011年11月16日(水))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いたニュースのうち、原子力関連ニュースが取り上げられていなかったので、興味をもったものを選んでみた。

話題は大卒初任給について:

今年の大卒の初任給は前の年より2.3%増え二十万二千円で二年ぶりに増加しました。厚生労働省の調査で大卒の初任給が20万円を上回ったのは男女合わせた集計を始めた二千一年以降初めてです。一方高卒は0.8%減って十五万六千五百円で七年ぶりに減少しました。また今回の調査で規模の小さい企業ほど賃金の改善が遅れている実態が明らかになりました。

もう随分昔の話になるが、私が職を得た1977年に大卒初任給が10万円を超えたように記憶している。Web上で1977年の大卒初任給を検索してみると、確かに、この年に101,000円になっており、10万円から上述の20万円になるまでに34年経過している。

この大卒初任給の最近の動きを知ろうと厚生労働省のHPを覗いてみると最近の動き(平成20年から5年間の動き)を示す資料があった。この資料を下に転載しておいた。ニュースでは大卒初任給二十万二千円と報じられているが、添付した図表に示された白書の値は少し異なる。ニュースも厚生労働省の調査を取り上げているのだが・・・?

ともかく、アベノミクスで景気が良くなったという話はあるが、これと併せてみる大卒初任給の変化はどのように考えればいいのか?どうなんだろう・・・。

性、学歴別初任給の推移

厚生労働省HP統計情報・白書の「平成24年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況:1 学歴別にみた初任給」から転載
  
学歴別初任給の推移
  
性学歴別初任給推移ー図


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