e-Taxで26年度の確定申告

January 28, 2015 – 12:11 pm

確定申告の時期がやってきた。

確定申告することで、源泉徴収された税金が還付されることがある。還付額はそんなに多くはないが、確定申告をしないとこの「特典」を受けることができない。

確定申告には、毎年、e-Tax(国税電子申告・納税システム)を活用している。残念なことに、このシステムかなり複雑で、これまで申告書を作成し、税務署に電子送付する際、必ずといっていいくらい躓いてしまっていた。今年も、ご多分にもれず送信時に障害が発生し、「e-Tax・作成コーナーヘルプデスク」のお世話になることになった。

e-Taxシステム上で発生した障害について、私の経験をメモしておいた。

e-Taxを行うために必要な計算機環境と申告書の作成: 国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を開くと、まず申告作業を行ううえで必要な環境を整えるため以下の事項を確認することが求められる。

  1. PCのOSと使用ブラウザの種類の確認、
  2. 住基カード用のカードリードライターの確認と取得している電子証明書の有効性の確認、
  3. 認証に必要な各種ツール、ルート証明書などのインストールなどの事前準備

この事前準備作業が終わると、システム上で、納税額の算出などがおこなわれ、申告書を作成することができる。

なお、e-Taxの認証システムが新たに変更されており、この事前準備を行わないと、このシステムは動作しない(関連情報はここに記載されている)。

申告書の作成については、それなりに洗練されてきており容易に行うことができる。。

申告書の電子送付時に障害発生: 申告書の作成をして税務署に電子送付しようとすることになる。

ここで、障害が発生、電子証明書の確認が行われた後、e-Taxを初めて利用したときに割り当てられた「利用者識別番号」そして、e-Tax用のパスワードを入力し、申告書の電子送付を試みるがエラーが発生し、申告書が送付されない。

エラーとしては「事前準備がきちんとされていない」旨示されるのだが、「事前準備」をやりなおしても障害から復帰できない。

やむなく冒頭で述べたように「e-Tax・作成コーナーヘルプデスク」に問い合わせると、担当者の答え、「事前準備を行った後『PCの再起動』をしてください」とのこと。

PCを再起動して申告書の送付を試みると、無事成功。

どうやら、事前準備でセットしようとした新たなルート証明書をアクティブにするには、PCの再起動が必要ということのようだった。

それにしても、ユーザーの見えないところで、システムが頻繁に変わるというのは、褒められた話ではない。

ともかく、申告作業は無事終了。


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