生命保険料控除額がマイナス??
November 2, 2019 – 10:41 am毎年この季節になると「生命保険料控除証明書」が送られてくる。確定申告の控除額の証明に使用するものだ。
今年の「控除証明書」に不思議なことが起きていた。「一般生命申告額」がマイナスとなっていたのだ。マイナスということは、税金を少し多めに支払わなくてはならないということ。不思議に思ったので生命保険会社に問い合わせてみた。なるほどという回答をいただいた。
控除額マイナス騒ぎの顛末をメモしておいた。
以下に示したのは今回受け取った「生命保険料控除証明書」の控除額などが記載されている部分のコピー。
ご覧のように、確定申告時に申告する控除額は -15900円となっている。控除額がマイナスになっているのは、2019年中に支払う一般生命保険料53620円(5362円/月×10カ月)が保険会社からペイバックされる配当69520円より少ないためによる。
この資料で記されているように、この生命保険、年単位契約の団体保険だ。この種の生命保険は、保険料そして配当額は毎年変化する。そして、ここに記載されている配当額は今年(2019年)の配当ではなく、昨年(2018年)に支払った保険料に対する配当。これにより、今回のようなマイナスの控除額という現象が発生することになる。
そして、私の場合、生命保険契約がこの10月で満期を迎え、支払い保険料が10カ月分となっていることにより、さらに控除額が少なくなっていることも影響している。
控除額がマイナスということまでは理解したが、確定申告時には、このマイナスの控除額はどのように取り扱われるのか、税務署に問いあわせなくてはと思っているところだ。
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