運転免許の自主返納は減少傾向だそうだ!

March 2, 2024 – 2:51 pm

日経電子版(3/2 配信)に「23年の免許返納は38万件 4年連続減少、警察庁」という記事がでていた。

この記事のリード文を以下転載:

警察庁は1日、2023年に運転免許証が自主返納された件数は38万2957件だったと発表した。前年から6万5519件減り、4年連続の減少となった。75歳以上が返納したケースは、全体の約68%を占める26万1569件だった。

私自身は、昨年、75歳になったところ。免許証の更新をしたばかりだ。更新時には、「認知機能検査/高齢者講習」を受けた。75歳以上の後期高齢者が一定の違反をすると、運転免許更新時に「運転技能検査」が行われ、更新期間満了時までにこれに合格しないと、免許証を更新させないという仕組みになっている。免許更新時には、高齢者の運転は、社会的には歓迎されないというのを感じさせられる。

高齢者は、こういう「仕打ち」があっても運転免許を返納しないという傾向があるようだ。

私自身の感想からいうと、足腰が衰えれば衰えるほど、車の運転をする必要が大きくなるというのが実際。ましてや、公共交通機関の少ない田舎町に住むものとしては、車なくしては生活ができないというのが本音である。

警察庁のホームページには運転免許の自主返納件数について令和4年(2022年)までの推移が示されている。右図に掲げておいた。

24年度の免許返納件数はトータルで38万件、うち75歳以上の返納数は26万件という。この返納数を図の推移と比べてみると、団塊世代が後期高齢者になってきているにも関わらず、著しく減少してきていることがわかる。

記事によれば、75歳以上の免許保有者は23年末時点で728万人というから高齢者の4%しか返納してないことになる。

私を含めて、自主返納の勧めには応じてない高齢者は多いようだ。

高齢者、まだまだ元気で、自分のことは自分でやる気まんまんだ。
 


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