WordPressのアップグレードとPluginの更新

January 2, 2009 – 2:00 pm

昨年の暮れ、WordPressを2.7にアップグレードした。アップグレード後、記事を書こうとすると、記事編集(Post-Edit)画面が不調になっている。記事を書くことはできるが、レイアウトが滅茶苦茶になってしまっているのだ。いろいろ調べてみると、Pluginのひとつ“All in One SEO Pack”の古いバージョンを使っていたことに原因があった。

WordPress2.7にアップグレード: 昨年の暮れあたり、WordPressが2.7に更新された旨アナウンスされていることを知った。オープンソースを使って自宅サーバーを運用しているものとしては、何はさておきサーバー上のツールを最新版に保つことが必要との考えから、早速、アップグレードしておいた。

アップグレードといっても極めて単純な作業。WordPressを配置しているディレクトリ上にダウンロードしたツールを上書きするだけ。あまり誉められて話ではないとは思うが、やらないよりましというところと考えている。勿論、古いバージョンの関連ファイルはバックアップをとったあとの更新作業だ。

ともかく、いつものように、無事アップグレードは完了した。新しいバージョンではDashBoardのレイアウトを中心にかなり改善されたようにみうけられた。

Post-Edit画面がおかしい: バージョンアップをしたあと、新しい記事を書こうとPost-Edit画面を開くと様子がおかしい。レイアウトがめちゃくちゃになってしまっている。ページ最上部には、All in One SEO Pack関連のテキストボックスが配置され、記事を書き込むテキストボックスのサイズが正常にコントロールされていない。

記事の入力にてこずるが、かまわず入力・編集作業を続行。とりあえず、新しい記事を投稿することはできた。しかし、この状態で、記事を投稿するのは労力がかかりすぎる。ということで、原因を探索。Pluginがいたづらしているだろうとあたりをつけて、使っているPluginを全てはずしてみる。これで問題のあったPost-Edit画面が正常な動作をすることを確認。

いたづらをしているPluginを特定したところ、冒頭に書いたように、原因はAll in One SEO Pack のバージョンが古いことにあった。新しいバージョンに変えることで問題なく動作した。

今回の教訓: 当然といえば当然であるが、WordPressをアップグレードする際には、導入しているPluginも同時に更新することが必要。Pluginの状況をいつも確認するというのは、結構、面倒だが、これを怠ると、多少のしっぺ返しがある。

確か、以前にも、同じような話があった記憶がある。WordPressを使う際には、どうもPluginが問題を惹き起こすことが多いのかな。


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