気になったニュース: この10年で軽自動車の価格が1.5倍!

September 6, 2021 – 4:14 pm

今日の日経朝刊(9/6付)に「『軽』価格上昇、10年で5割 -安全装備充実でコスト増 2強シェア競争も一服」とタイトルされた記事がでていた。

この記事のリード文を以下転載:

軽自動車の価格上昇が止まらない。政府統計によると過去10年で平均価格は5割近く上がった。軽にも高機能の安全装備が付加されるようになったうえ、激しい販売競争を繰り広げた2強のダイハツ工業とスズキが採算重視に転じたことも背景にある。この間の所得の伸びを大きく上回り、「庶民の足」が家計に与える負担は増している。

我が家、年始めに軽自動車を買った(「中古の軽自動車購入の顛末」)。20年以上乗った軽自動車が故障したので、やむなく購入したのであったが、想像した以上に高額と思った。中古なのに、諸費用込みだと、140万円かかるというのに驚いた経験がある。

この日経記事を見て、やっと、軽自動車の価格が想像以上だった理由が分かった。

左掲した図(日経記事から転載)に見られるように、この10年で、平均賃金の伸びは3.7%にとどまっているというのに、軽自動車の価格は50%増になっており、中古車といえども当然の価格であったことを理解した。

価格の上昇の理由は、安全装置をはじめとする装備が充実したことによるという。我が家が軽中古車を購入した際にも安全装置の充実を第一に考えて機種を選定している。価格が高くなっているのは当然といえば当然だ。

それにしても、軽自動車の価格が高くなったのには驚く。8年前に購入したMAZDA VERISAは、新車だったのにもかかわらず諸費用込みで140万円程度(「我が家にMAZDA VERISAがやってきた!」)だった。今や、140万円程度では、軽自動車ですら新車では買う事ができなくなった。大変だ。
  


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