認知症予防には運動不足の解消
August 23, 2015 – 11:28 am今年の4月初めから「肉体改造」に励んでいる。この4カ月間の運動・食事療法で10キロの減量を成し遂げた。血液検査の結果も著しい改善をみている。
日経(8月28日付)に認知症予防に運動不足解消との記事がでていた。我が「肉体改造」の試み、認知症予防にも効果がありそうだ。メモしておいた。
認知症につながるリスク要因:
右図「アルツハイマー病につながるリスク要因(米国での研究)」は、上述した日経記事のなかに掲げられていたものだ。6つのリスク要因があげられている。リスクの大きさから(1)運動不足、(2)うつ病、(3)喫煙、(4)高血圧、(5)肥満、(6)糖尿病の順になっている。この6つのリスク要因、独立するものでなく、互いに関係しあっている。運動不足により肥満が、喫煙が糖尿病をなどなどだ。
リスク要因相互の関係を考えると、特に、運動不足の解消が最も重要なものになるように思われる。記事では、国立長寿医療研究センター・島田裕之・予防老年学研究部長の指摘を引用しながら、次のように述べられている:
認知症につながるリスク要因として糖尿病や高血圧、肥満などの生活習慣病や、喫煙などがある。専門家が重視しているのが「運動不足」によるリスクだ。「認知症予防のために何か1つといえばまず、運動不足解消に努めてほしい」(島田部長)
なるほど、と思う。
「肉体改造」を目標にはじめた私の運動不足解消活動、ウォーキングを中心にしたものであるが、肥満解消、血液データの改善などに付随して、認知症の予防にもなるようだ。
前期高齢者の仲間入りをした今、運動不足解消を意識しながら、健康な生活をしてゆきたいところだ。