福島第一事故による放射線被曝をどう考えればよいか(その4)
Friday, June 10th, 2011前回(その3)、私の居住する地域(福島第一からおよそ120Km南南西の位置)での空間線量率の推移についてみた。今回は、空間線量に寄与する内訳、すなわち放出放射性核種の構成とその放射線線量への寄与がどうなっているかを見ることにした。 (続きを読む)
前回(その3)、私の居住する地域(福島第一からおよそ120Km南南西の位置)での空間線量率の推移についてみた。今回は、空間線量に寄与する内訳、すなわち放出放射性核種の構成とその放射線線量への寄与がどうなっているかを見ることにした。 (続きを読む)
「茨城県環境放射線監視センター」のホームページで福島第一事故発生以降の(空間)放射線量率の推移を知ることができる。事故にかかわり、我々一般人がアクセスできる貴重な情報だ。自分の居住する地域の放射線レベルの推移を把握することで、かなりの程度、自分のおかれた状況を理解することができる。 (続きを読む)
昨日(4月21日付け)の産経ニュースに「住民の健康を数十年調査へ 広島・長崎モデルに放射線研究機関」なる記事がでていた。本当にこんな計画があるのだろうか?違和感を感じる。
以下、記事のリード部を転載:
東京電力福島第1原発事故で、放射線の専門研究機関でつくる「放射線影響研究機関協議会」が、原発周辺住民の健康状態をモニターする長期疫学調査をスタートさせる方針であることが21日、わかった。事故収束後に調査を始める予定で、広島、長崎での被爆者調査をモデルに数十年にわたり調査を続ける。
協議会は、放射線の健康への影響について情報交換しており、放射線医学総合研究所(放医研、千葉)、広島大学、長崎大学、放射線影響研究所(放影研、広島市)などで構成されている。
放影研によると、今回の福島第1原発事故に関連して、海外から調査の実施要請が、すでにあるという。
福島第一原子力発電所の事故により周辺環境が放射能に汚染され、放射線による健康影響をどのように考えればよいのか、ということについて関心が高まっている。30年以上も前になるが、原子力発電所から放出される放射能にたいする被曝評価に係わる仕事に従事していた経験を持っている。こうした経験から、一般の方々に、放射線被曝をどのように捉えるべきか、何か伝えるべきではないか、と事故発生以来、考えてきた。
今回の福島第一の事故で、私の周辺の方々から、事故に伴い報道される放射線の量は「安全ですか、危険ですか?」と質問を受けることが多い。この問いに応えるには、まず、放射線とはどのようなものか、被曝により健康影響はどのように現われるものなのか、について説明することが必要なのではないか、と思う。ところが、このあたりをきちんと説明しようとすると、結構大変というのが実感だ。 (続きを読む)
福島第一原発の事故では、半径20Km圏内の住民の方々に対して避難指示がでている。そして今日、「福島県葛尾村、浪江町、飯館村、及び川俣町の一部と南相馬市の一部について『計画的避難区域』として、避難対象に加える」(asahi.com記事(4/11) )との方針が示されたようだ。 (続きを読む)