Archive for the ‘気になったニュース’ Category



気になったニュース: 海外新薬 日本人の治験廃止 やっと改善された!

Tuesday, November 14th, 2023

日経朝刊(11/14)のトップは、表題の驚くべきニュース、難病の日本人患者には朗報だ。

日経記事タイトルは、「海外新薬、国内で早期承認 日本人の治験廃止 7割流通せず 患者の不利益解消」というもの。

以下、記事のリード文を転載:

日本で薬を売り出すために、臨床試験(治験)の過程で日本人で安全性を別途確認しなければならない制度が原則廃止される。欧米で承認された新薬の7割は日本で承認されておらず、海外で使われている薬が日本で入手できない「ドラッグ・ロス」が生じてきた。新薬の日本での早期流通を促し、患者の不利益の解消につなげる。

日本独自の治験は、多くの日本人患者にとっては、悩みだった。なにしろ、国外で認められた画期的な薬が、日本独特のルール(日本人に対する治験)を通過しないと使えないというのだから、滅茶苦茶な話だった。

約20年前に悪性リンパ腫で治療を受けていた時、私の主治医が「多数の人種からなるアメリカで認められた薬が日本独自の治験を経なければならないというのはおかしな話だ」と話していたのを思い出した。

創薬の分野で出遅れをとっている我が国日本で、前時代的な認可システムをとっていること自体が不思議な話だった。

さまざまな難病に苦しむ患者にとって本当に画期的なニュースだ。
 



気になったニュース: X(旧twitter)が有料化になるんだって!

Wednesday, September 20th, 2023

今朝の日経(9/20朝刊)に「Xの全面有料化示唆 マスク氏、自動投稿排除へ」と題する記事がでていた。

記事のリード文を以下、転載:

米X(旧ツイッター)のイーロン・マスク会長は18日、X上で自動投稿する「ボット」を排除するため、「Xのシステムの月額利用料を少額課金する方向に移行している」と話した。現在一部の利用者に有料サービスを提供しているが、すべての利用者に課金する可能性を示唆した。

この動きが本当かどうか、いろいろ取沙汰されているようだが、(少なくとも私にとっては)大事件だ。

2010年にアカウント(yamasnet)を作成して以来、使い続けている。このブログに記事を投稿すると、x(twitter)のアカウントに、自動的に、タイトルと本文の最初の数文字が投稿される。当然のことながら、このブログ記事も送られ、表示される。私のブログへの入り口になっている。

当然、他人の記事を読むのも面白い。現在、4人のひとのtwitter投稿記事を読むのを日課としている。右から左まで、各々が短文で言いたい放題の主張を読むのは、世の中の動きを知るのにとても役立つ。因みに、定期的に読んでいるのは、池田信夫(@ikedanob)、江川紹子(@amneris84)、内田樹(@levinassien)、鈴木達治郎(@tatsu0409)の4つの投稿者。

x(twitter)が全面有料になるとささやかな私の楽しみもなくなってしまう。残念なことだ。

ただ、x(twitter)はマスクのもの、一般人がとやかく言うものでもない、と思ってしまう。



気になったニュース: 中国政府iPhone禁止だって!!

Friday, September 8th, 2023

今朝の日経電子版(9/8 6:02 配信)に大変な記事がでていた。中国政府が政府機関や国有企業の職員の「iPhone」の使用を禁止するという。大変驚いた。

この記事のリード文を以下に転載:

7日の米株式市場で、アップル株が連日の大幅安となった。中国政府が政府機関や国有企業の職員に対し、主力製品「iPhone」などの使用禁止を広げると報じられたことがきっかけだ。時価総額は2日間で約1900億ドル(約28兆円)減った。詳細は明らかになっていないが、製販両面で重要拠点である中国市場での苦戦が懸念されている。

このニュース、Wall Street Journalが8/6付けの報道で騒ぎになったようだ。当該記事のWSJのタイトルとリード文は以下のようになっている:

China Bans iPhone Use for Government Officials at Work
Restrictions are the latest step in Beijing’s campaign to reduce reliance on overseas technology

米国の中国向けの高性能半導体の輸出規制を強めているが、最近ファーウェイが発売したスマホには自社開発の半導体を搭載しているとのニュースもあり、iPhoneが中国で占める位置も低くなるとの話もある。

米中対立のなか、中国は昔よく聞いたスローガン「自力更生」の道を歩むことにしたのかもしれない。

「処理水」の海洋放出に対抗した日本産海産物の全面禁止が話題になっているが、中国の「反攻」が顕著になってきた。 
 



気になったニュース: 「男性」の女性用トイレ使用を認める最高裁判決!!

Tuesday, July 11th, 2023

日経電子版(2023/7/11 15:27)に「性同一性障害職員の女性トイレ使用制限、最高裁認めず」という記事がでていた。LBGT関連で大きなニュースだ。

記事のリード文を以下に転載:

性同一性障害で女性として働く経済産業省の職員に対して女性用トイレの使用を制限した国の対応について、最高裁第3小法廷(今崎幸彦裁判長)は11日、使用制限を認めない判断を示した。性的少数者の職場環境を巡る上告審判決は初めて。

この判決、経済産業省の特定の職員に対して出されたもので、一般化できるかどうかはわからないが、こんなことが認められると、自らが女性と「自認」するものは、生物学的に「オス」であっても、女性用トイレを自由に使用できることになってしまう。

法律の話は分からないが、こんなことが認められたら「自称女性」の男が女性トイレをうろうろすることになる。困った話だ。

変な話だと思うのは、古い考えしか理解できない偏屈の老人ということなのか?大変な世の中になってしまったと思うのは私だけか。
 



気になったニュース: 火災保険料が値上げ!!

Thursday, June 22nd, 2023

日経朝刊(6/22付け)に「火災保険料13%引き上げ ―来年度、災害多発で上げ幅最大‐」という記事がでていた。火災保険料は、持ち家を維持するうえで最低限必要な経費。このところ毎年のようにひきあげられるのは本当に痛い。

記事のリード文を以下に転載:

損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構は21日、住宅向け火災保険料の目安となる「参考純率」を全国平均で13%引き上げる料率改定案を金融庁に届け出た。引き上げは過去6年間で4回目で、過去最大の上げ幅となる。自然災害の多発で火災保険の収支が悪化していることが背景にあり、契約者の保険料負担が一層重くなる。

我が家を新築したのが約25年前。火災保険料は新築時に契約したときより5割近く高くなっている。近年の異常気象により、数十年に一度しか起きないと考えられた気象災害が頻繁に起きる状態では保険料の値上げは止むを得ない。そうはいうものの、年金生活者の私にとって、保険料負担が大きくなることには対応する必要もある。

私の契約している火災保険は5年くぎり契約。昨年、契約を更新したところだ。

昨年の更新では、補償範囲から「水災」をはずした。保険料高騰に対するやむない対応だ。保険料、それなりに低くはなった。

「水災」に対する補償については、床上浸水という状況を考慮することになる。我が家の位置を自治体が公表しているハザードマップでみると、幸い、危険区域からはずれているので、「水災」リスクはそんなに高いものではないと判断した。

ただ、多少の心配はある。豪雨による予想もしないような「内水氾濫」の可能性は否定できないからだ。過去の内水氾濫のエリアにはいってなく、そんなにリスクは高くはないと信じている。