サーバーを公開して2年が経過

September 30, 2009 – 1:01 pm

我がサーバー、公開を開始して、ほぼ2年が経過した。1年前に、「我が家のサーバー:最近の動作状況とメンテナンス」なるエントリーを書いた。今年も、年次報告ということで、この1年間のサーバー動作状況を書いておく。

ブログサイトの成長: この1年間で、このブログへのアクセス数がほぼ5倍弱の伸びとなっている。ブログに貼り付けているSiteMeterのアクセス積算値によると、もう少しでユニークアクセス数40,000件に到達する。弱小独立系サイト(自宅設置のWebサーバー)にしては、それなりのサイトに成長したものだ。自画自賛といったところ。

ここ1年のアクセス数の変化をSiteMeterによるグラフを掲げると以下のようになっている。この7月、8月、一時的に、アクセス数の減少が見られるものの、順調に増加していることが見てとれる。

VisitCount_sitemeter

7月の減少は、このサーバーマシンに(私のいたずらにより)障害が発生してしまい、1週間程度サーバーの停止を余儀なくされてしてしまったことに起因している(「久しぶりにブログ再開」参照)。また、夏休みシーズンで、季節的な減少が重なったことも影響している。

この調子で順調にアクセス数が増加してくれると、来年の今頃、ひとつきのアクセス数が1万(1日のアクセスに換算すると300アクセス)程度になることも期待できる。

サーバーマシンの動作状況: うえに述べた障害の発生を除くと、この1年間、安定して動作しているといえるだろう。運営コストを考えると、小さな事業体が、自らサーバーを立ちあげ、業務に利用することも十分可能だ。少し調査し、「オフィスサーバー立ち上げの勧め」といった記事を書いてみたものだ。

障害の発生に際しては、これに先立ってUSBへのバックアップをしていたことがあり、事なきを得た(「USBメモリー上にサーバーマシンのデータをバックアップ」参照)。この経験、バックアップの重要性を、改めて認識させてくれたものだ。

ただ、バックアップの対象については、SQLデータ、ユーザーディレクトリ配下のデータあたりでいいと考えていたが、これに加えて、/etc配下にあるConfiguration fileもバックアップしておくことが必要と感じた。OS(CentOS)を再インストールするに際して、Configuration fileをバックアップしておけば、インストール作業をスムーズに進めることができる。

セキュリティ問題: このブログサイトのように個人で運営している独立系サイトにとって、セキュリティについては特別の注意を払わなければならない。このため、毎朝、日課として、logwatchを確認することによりセキュリティ上の問題の有無について確認し、対策を考えることにしている。

この1年で見られたセキュリティ上の「事件」として、最近、「POP3への辞書攻撃」、ボトらしきものによるWebサーバーへのアタックらしきもの(「我がWebサーバーが『攻撃』されたようだ!」参照)が認められる。幸い、こうしたアタックによっては、これといった問題は発生していないが、慎重に対応して行くことが重要と思われる。

我がサイトの今後: うえにも記したように、少しずつながら、我がブログサイトへのアクセス数も増加している。情報発信源として、それなりのツールとしての位置を占めることになることになってゆくものと考えられる。我がサイト、アイデア次第で、オオバケすることだって可能(かもしれない)。

ブログのレイアウトの更新、新たなテーマへの取り組みなどにより、新たな展開を模索して行こうとおもっているところだ。


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  2. Oct 1, 2010: サーバーを公開して3年が経過 | Yama's Memorandum

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