スペイン旅行(帰国後感想編 3) インターネットチェックイン

July 21, 2016 – 10:08 am

 どうでもいい話かもしれないが、飛行機のチェックインはネット経由でするというのがあたりまえになってきてるようだ。航空券がe-ticketに変わって戸惑っていたら、チェックインも空港の窓口じゃなくて、ネット経由ということになったようだ。世の中、どんどん変化している。

 航空会社の合理化策の一環なのか、乗客へのサービス拡張なのか、どちらが重点なのかはわからないが、どんどん仕組みが変わっていることはたしかのようだ。

座席の予約はネットでチェックインしないと・・
 [計画・準備編 1]で航空券の予約の話を書いた。ここに書いているように二人分の航空券を予約したので、同行者の娘と隣り合った席に座れるのは当然と思っていた。少なくとも前回の旅行ではそうだった。

 出発の2時間前に窓口でチェックインしようとすると、航空会社の地上職員に窓口の横の搭乗券発行用端末の前に誘導され、スクリーンに描画された座席表を見ながら、隣り合う座席がないと告げられた。どうも、今回利用したAir Franceでは、出発の30時間前からネット経由のチェックインが可能で、大多数の乗客はチェックイン済み。座席が確定しているようだった。

 東京からパリまでは12時間以上のフライト。その間、同行者の娘と別々の席にと云われ、戸惑う。飛行機のなかで、旅行の計画を相談することにしていたので、予定が狂った。

 空港の窓口は、従来のように、チェックインするところというより、むしろ荷物の預け入れをすることが中心になっていた。

インターネットチェックインとは
 今回利用したAir Franceのサイトには次のようにインターネットチェックインのことが説明されていた:

 ご出発の30時間前より、オンラインチェックインでフライトのご利用を確定し、お座席を選択することが可能です。チェックインが完了したら、搭乗券をお受け取りください。空港では、バケージドロップオフ(荷物預け専用)カウンターにてお荷物を預けるだけです。

なるほど、と思う。

復路でインターネットチェックインを試してみた
 往路でとまどったので、復路のフライトは、出発時刻の30時間前に、インターネットチェックインを利用してみることにした。

 ここで、またひとつ発見。

 ネットチェックインの際に、追加料金を出すとエコノミークラスには変わりはないが、少しだけ有利な席をとることができる仕組みがあることを知った。例えば、後部の座席で窓側の席が2つのところとか、前の席との間隔が10センチ程度広い席など、できたら座りたいなと思うような席を、追加料金を出すと、とることができるのだ。

 スーパーエコノミーとかビジネスクラスといった席に空席があると、それなりの追加料金でそういった席も確保できるようだ。

 定かではないが、この追加料金、フライトの時間がせまってくると、どんどん安くなっているような気配だ。出発時間が迫るにしたがって、ネット上で提示される追加料金が変化している、と同行者の娘が言っていた。不確かな情報だが、あっても不思議ではない。

 この仕組み、航空会社がせこくなったとみるべきか、サービスが向上されたとみるべきか、そのあたりはなんともいえない。我々のように、格安航空券で旅行しようとするものにとっては知っておかなければならないことのように思った次第。

 因みに、ネット予約の仕組み、航空会社とか路線によって違いがありそう。航空券を買ったら、まず確認といったところか。


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