インフルの予防接種を受けてきた

November 7, 2019 – 6:11 pm

2,3日前、近所のクリニックでインフルエンザワクチンの予防接種を受けてきた。

私の居住する自治体では65歳以上の「老人」で希望するものには無料で予防接種してくれる。昨年は、インフルに加えて、5年に一度の肺炎球菌ワクチンの予防接種も受けている(この記事)。

このブログ上、キーワード「インフル」で検索すると約10件の記事がヒットする。年末になると、毎年のようにインフルを話題にしてるようだ。

インフルエンザは大変な病気?
インフルというのは、感染性も高く、集団感染の恐れがあり大変な病気といわれている。毎年のように、老人介護施設での集団感染による死亡「事故」がニュースになっている。

こういうことから、「高齢者」に対しては、無料で予防接種を受けることができるような施策がとられているようだ。因みに、予防接種は補助なしの場合には4000円の料金が必要ということになっている。ありがたいことだ。

我が国はインフルに過剰反応している?
今朝の日経朝刊(11月7日付)に上述した認識とは真逆(?)の記事がでていた。いつもインフルのことを気にしているものにとっては驚くような記事だ。

この新聞記事のタイトルは、「インフル大国 世界とずれ」というもの。私が驚いた部分を以下、抜粋しておいた:

インフルエンザの場合、小さな子供や高齢者、糖尿病などの持病がある「高リスク」の人は治療する必要がある。ただ、健康な大人がかかった場合はたっぷり休み、栄養をとれば、体に備わった免疫力で自然に治る病気ともいえる。欧州など海外では、インフルエンザにかかったかどうかの診断すらしない国もある。そもそも健康な人への治療は不要とみるからだ。
そうした国からみれば、日本は誰もがかかる可能性のある感染症に大騒ぎする「インフルエンザ大国」。タミフルはかつて、世界の7~8割が日本で使われていたころもあった。

この新聞記事自体は、我が国ではインフル薬の過剰な投薬が健康保険制度の大きな負担になっているという事実に重点をおいたものになっているが、私の驚いたのは、「そもそも健康な人への治療は不要」とされるところ。

私も、「高齢者、糖尿病などの持病がある『高リスク』の範疇にはいるので注意をしなくてはならないグループのようであるが、それをのぞくと、そんなには恐れる必要のない病気「インフル」ということのようだ。

日経の記事が特別なのか、日本のインフルに対する恐れが本当なのか?よく考えてみなくてはと思った次第。


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