今、自分でできることとは? – コロナウィルスとの闘い
April 1, 2020 – 10:46 amコロナ感染症流行のなか、個人的にやるべきこと、やれることを点検しなければならないと思っている。
可能なかぎり「ひととひととの接触を断つ」というのが基本とはいえ、お題目を唱えるだけでは効果がない。社会生活を営むなかで、自分でできそうなことを考えてみなければならない。
ひとまず、個人的にできそうなことを列挙してみた。
- 手洗い:
頻繁に手洗いをすることにしている。外出時、スーパーなどで日常品を買い物するときは、店舗入り口に置かれているアルコール消毒をする。店に入るとき、出るときの両方、今まででは考えられないほどしつこくやることにしている。
自宅では、帰宅時、必ず石鹸での手洗いをすることにしている。自宅でも、アルコール消毒液を使いたいとは思うが、入手することはできない。
数日前の日経電子版(11/30付)のコラム(コロナ後の世界に警告)で次のような一節があった。興味深かったので以下転載。
(せっけんで手を洗う行為)は人間の衛生管理における過去最大の進化の1つだ。この簡単な行動が、毎年数百万人の命を救っている。今でこそ衛生管理に必要な当たり前のことと理解されているが、科学者がせっけんで手を洗う重要性を発見したのは19世紀に入ってからだった。
- マスクの着用:
基本的には、マスクを着用することは嫌いだ。ひとと話すときにマスク着用したまま話すのは失礼な行為とさえ思っている。そんな私も、コロナウィルス騒ぎのなかで、外出時は、必ずマスクを着用することにしている。
マスクをすることの効用については、いろいろ議論されているようであるが、個人的には効果ありと「信じる」ことにしている。我が国、コロナウィルス騒ぎの前から「花粉症対策」のためにマスクをすることが一般的になっていたが、恐らく、この「習慣」が一定程度感染を抑制しているように考えている。
マスクもアルコール消毒液同様、手に入れるのが難しくなってきたが、幸い、我が家には、家族が花粉症対策用の備蓄があり、利用することが可能。
- 家のなか、日常的に使用するものの消毒:
コロナウィルス、手すりとかドアノブなど、さらにはプラスティックなどに付着した状態でかなりの期間(3日程度とも聞いたことがある)に生き延びるという。ウィルスが付着した「もの」を接触することによる感染がかなりの割合であるということのようだ。
上述したように自宅出入りに際しては、石鹸を用いた手洗いを励行しているが、ウィルスが家のなかに持ち込まれる可能性は否定できない。そうなると、うちのなかの家具などあらゆるものを、かなりの頻度で消毒する必要があるのではないかと思う。
消毒方法としては、次亜塩素酸を薄めたものがよろしいという話を聞く。検討してみたい。
- 定期的な体温測定:
1日に何回も、体温の測定をしている。ほぼ、3時間にいちどの頻度で測定している。自分の体調の変化を常に把握することは、今回のコロナウィルス騒ぎがなくても大切なことと思うが、自分が感染した可能性の有無を常に意識することは、自分を起点とする感染を無くすという意味で最低限必要なことなのではと考える。
因みに、私の体温、36.1~36.6℃の間で落ち着いているようだ。1日のなか、時間による変化は興味深い。