新型コロナウィルス感染症 今後どうなる?

March 29, 2020 – 6:32 pm

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が世界的に大流行している。

日経の「新型コロナウィルス感染世界マップ」によれば、3月27日13時更新の情報では、世界全体の累計感染者数は51万人、死者は2万2千人以上になったという。流行の中心は中国からイタリア、スペインなど欧州に、そして徐々に米国に移っている。

我が国の感染状況も、昨日(27日)には、はじめて1日あたりの感染確認者数が100件を超え、大流行の兆しが現実化してきた。2009年の新型インフルエンザの時には経験しなかったような爆発的感染が目の前にあるという印象だ。

新型ウィルスに対してワクチンも治療薬もないことから、我々が採ることができる手段は、ただひとつ、「ひととの接触を断つ」ことだ。一定期間、すべてのひとが完全にいかなる「接触も断つ」ことができれば、理論的にはウィルスを消滅させることができる。

しかし、ひとことで「接触を断つ」といっても、容易なことではない。不可能だ。せいぜい、「可能なかぎりひととの接触」を断つ努力をするというところだ。

ヨーロッパ、イタリア、スペイン、フランスなどの大都市では、ほぼ全面的に「ひととひととの接触」を断つ努力がおこなわれている。経済活動は停止状態だ。限界に近づいている。

我が国も、「首都東京封鎖」なんて話も現実味をおびてきた。しかし、まだ、我が国では、特に若者にとっては他人事のように見えるようだ。近所の大きなパチンコ店の駐車場は車があふれている。パチンコ店といったところ、換気は悪く、ひととひととの距離は短い、パチンコのレバーを介した感染機会も大きいに違いない。

あれこれ考えると、我が国も欧米で起きている医療崩壊に近づいているのは間違いないように思う。一体、今後、どうなるのか。9年前の東日本大地震のときより深刻な感じがしてきた。

今の気分だけ書いておいた。まったく脈略のない文章。


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