コロナで医療費1兆円減!!
October 20, 2020 – 9:28 am今朝の日経(10/20付朝刊)に「コロナで医療費1兆円減 -4~7月減、受診控え続く 治療遅れ重症化の恐れ-」という記事がでていた。
コロナ流行前には、初診料を5,000円上乗せの対象とする病院を拡大し、医療費抑制しよとする動きがあったが、コロナ騒ぎで医療費「削減」ということになった。皮肉な話だ。
記事のリード文を以下転載:
医療費が大きく減っている。4~7月の医療費の総額は前年同期と比べ1兆円規模で減少した。新型コロナウイルス感染症に伴う患者の受診控えや病院の診療体制の縮小が原因だ。小児科の外来は3割減と大幅な落ち込みが続く。海外も同じ傾向だ。緊急性の低い医療が絞りこまれた一方で、治療の遅れによる重症化を指摘する声もある。
受診数の減少が著しいのが診療所の小児科で、「患者数、医療費のいずれも30%減」になっているという。子どもの医療費を無償とする自治体が多くなり、ちょっとした症状でも受信する傾向があったが、コロナ騒ぎで抑制されたようだ。
医療費自己負担がないとなると、ちょっとしたことでも医者にかかるということになるのかもしれない。考えさせられる。
それと、高齢者の「過剰受診」もコロナの流行により抑制されたようだ。健康保険の仕組み上、高齢者の医療費個人負担が少ないことをいいことに不要な受診が多いという指摘はあった。コロナ騒ぎで、このことがあからさまになったのかもしれない。
私も、健康保健の恩恵を人一倍受けている。不必要な受診をしないよう自らを戒めなければなるまい。
そうは言うものの、70歳を超えると病院通いが増えるのも止むを得ない気もする。自ら、日常の身体ケアに気を配り、不必要な病院通いのないようしなければならないと思ったところだ。
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