気になったニュース: 年金運用、黒字最大37兆円 GPIF昨年度実績

July 3, 2021 – 1:13 pm

今朝の日経(7/3付朝刊)に「年金運用、黒字最大37兆円 GPIF昨年度実績 コロナ対策で株価上昇」との記事がでていた。記事のリード文は以下(転載):

公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2日、2020年度の運用実績を発表した。37兆7986億円の黒字で、黒字幅は最大だった。年度の運用成績が黒字になるのは2年ぶり。新型コロナウイルスを受けた主要国の経済対策で大規模な財政支出や金融緩和が続き国内外の株価が大幅に上昇した。収益率も25.15%で過去最高だった。


私のような年金生活者にとっては、年金積立金の運用が黒字で年金財政が安定しているのは、本当に、ありがたい。

それにしても、コロナ騒ぎで財政支出が膨らんでいるなか、年金のほうは昨年度の黒字額が約38兆円ともあったというのには、正直、驚いた。

GPIFの運用資産は186兆1624屋円と世界最大規模の機関投資家だという。我が国の年金積立金が世界の株式市場の流れを決めるひとつの要因になっているという。

今後の株価の動向次第では、年金資産の目減りをすることも否定はできないが、2001年度のGPIFの市場運用開始以来20年間の「平均収益率は年率+3.61%、累積収益額は+95.3兆円になっている」(GPIF、HP)という。今のところ、年金の運用は成功しているといってもいいのかもしれない。

翻って、我が家の財政、この20年間、公的年金の助けのなか細々と生きながらえているという状況。GPIFの「好成績」に倣って、少額投資も考えるべきなのかもしれない。


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