糖尿病患者 世界の成人人口の8.5%!

April 7, 2016 – 10:11 am

日経(4/7付朝刊)に「糖尿病患者の数 世界4億2200万人」という記事がでていた。

この新聞記事の前半部分を以下転載:

世界保健機関(WHO)は6日、糖尿病を患う人が2014年に世界で4億2200万人にのぼったとの報告書を発表した。1980年の1億800万人から大幅に増え、成人人口に占める比率も4.7%から8.5%へと上昇した。近年は所得水準の高い国よりも低所得や中間所得での増加が顕著になっている。


WHOのofficial HPを覗いてみると、この記事が引用している部分が見つかった(Linkはここ)。

私も糖尿病患者のひとりとして参考になりそうなので、WHOの英文記事を仮訳しておいた。

  • 2014年の糖尿病患者の数は1980年の1億8000万人から4億2200万人に増加
  • 糖尿病の有病割合は世界人口で18歳以上の成人で1980年の4.7%から8.5%に増加
  • 糖尿病の有病割合の増加は中間所得あるいは低所得層において顕著
  • 糖尿病は失明、腎臓機能不全、心臓発作、脳卒中、下肢切断の主な原因
  • 2012年において、1500万人の死亡の直接的な原因は糖尿病、その他2200万人の死亡も高血糖が要因といえる
  • 高血糖を要因とする死亡のほぼ半数は70歳以前に起きている。WHOが予測するところは、2030年には糖尿病が死亡原因の7位になる
  • 健康ダイエット、日常的な(身体)運動、普通体重の維持、禁煙が2型糖尿病の発症を遅らせたり予防したりする手段
  • 糖尿病の治療あるいはその影響を取り除いたり遅らせたりするには、ダイエット、運動、薬物療法、合併症に対する定期的な健診と治療が効果的

WHOのHPは、我々の健康情報も提供してくれていると感じた次第。
   


Post a Comment