PC-serverに kernel-error 発生 -生成AIでエラー分析-

September 29, 2025 – 9:25 am

我が家のPC-Serverのコンソール上にkernel-errorを示す表示が頻発。このエラー、これまでも週に一度程度で頻度が多くなかったので気にしなかったが、昨日は連続して数回も発生し、なんらかの措置が必要と感じて措置した。

エラーの発生を /var/log/message 上で確認したところ、次のようなもの:

Sep 27 23:34:10 Server01 kernel: ata1.00: exception Emask 0x0 SAct 0x600040 SErr 0x0 action 0x6 frozen
Sep 27 23:34:10 Server01 kernel: ata1.00: failed command: WRITE FPDMA QUEUED
Sep 27 23:34:10 Server01 kernel: ata1.00: cmd 61/08:30:d8:70:bc/00:00:38:00:00/40 tag 6 ncq dma 4096 out#012         res 40/00:00:00:4f:c2/00:00:00:00:00/00 Emask 0x4 (timeout)
Sep 27 23:34:10 Server01 kernel: ata1.00: status: { DRDY }
Sep 27 23:34:10 Server01 kernel: ata1.00: failed command: WRITE FPDMA QUEUED
Sep 27 23:34:10 Server01 kernel: ata1.00: cmd 61/08:a8:08:10:60/00:00:34:00:00/40 tag 21 ncq dma 4096 out#012         res 40/00:00:00:4f:c2/00:00:00:00:00/00 Emask 0x4 (timeout)
Sep 27 23:34:10 Server01 kernel: ata1.00: status: { DRDY }
Sep 27 23:34:10 Server01 kernel: ata1.00: failed command: WRITE FPDMA QUEUED
Sep 27 23:34:10 Server01 kernel: ata1.00: cmd 61/08:b0:e0:70:bc/00:00:38:00:00/40 tag 22 ncq dma 4096 out#012         res 40/00:ff:00:00:00/00:00:00:00:00/00 Emask 0x4 (timeout)
Sep 27 23:34:10 Server01 kernel: ata1.00: status: { DRDY }
Sep 27 23:34:10 Server01 kernel: ata1: hard resetting link
Sep 27 23:34:11 Server01 kernel: ata1: SATA link up 6.0 Gbps (SStatus 133 SControl 300)
Sep 27 23:34:11 Server01 kernel: ata1.00: ACPI cmd f5/00:00:00:00:00:00(SECURITY FREEZE LOCK) filtered out
Sep 27 23:34:11 Server01 kernel: ata1.00: ACPI cmd b1/c1:00:00:00:00:00(DEVICE CONFIGURATION OVERLAY) filtered out
Sep 27 23:34:11 Server01 kernel: ata1.00: ACPI cmd f5/00:00:00:00:00:00(SECURITY FREEZE LOCK) filtered out
Sep 27 23:34:11 Server01 kernel: ata1.00: ACPI cmd b1/c1:00:00:00:00:00(DEVICE CONFIGURATION OVERLAY) filtered out
Sep 27 23:34:11 Server01 kernel: ata1.00: configured for UDMA/133
Sep 27 23:34:11 Server01 kernel: ata1: EH complete

このエラーメッセージをGoogleAIStudioに読ませ、エラーの分析をさせてみた。

結果、エラー分析からみられる諸症状から、SATAケーブルの状態を確認したところ、緩みが認められた(SSDを物理的に確認する過程で、ケーブルが外れた)ので、ひとまず、ケーブルの交換し、緩みのないことを確認した。

ひとまず、症状への対処としては、この程度でよいと考えた。

参考に、GoogleAIStudioの回答を以下に示す:

このログメッセージは、Server01 という名前のサーバーで、SATAハードディスクドライブに関連する問題が発生していることを示しています。

具体的に何が起きているかというと、

  1. I/Oエラーとタイムアウト (failed command: WRITE FPDMA QUEUED):
    • システムは ata1.00 と識別されるSATAデバイス(おそらく最初のSATAポートに接続されたドライブ)に対して、データを書き込むコマンド(WRITE FPDMA QUEUED)を送信しましたが、デバイスが指定された時間内に応答しませんでした(Emask 0x4 (timeout))。
    • これは複数回発生しており、書き込み処理が正常に完了していないことを示しています。
    • status: { DRDY } は、ドライブ自体は準備完了状態であると報告しているものの、コマンド処理に問題があることを示唆しています。
  2. リンクのリセット (ata1: hard resetting link):
    • SATAコントローラーは、デバイスからの応答がないため、接続されているSATAリンクを強制的にリセットしようとしました。これは、デバイスとの通信を回復するための試みです。
  3. リンクの再確立と再設定 (ata1: SATA link up 6.0 Gbps, ata1.00: configured for UDMA/133):
    • リセット後、SATAリンクは 6.0 Gbps で正常に再確立され、デバイスは UDMA/133 モードで再設定されました。これは、一時的に通信が回復したことを意味します。
  4. EH complete (ata1: EH complete):
    • これは、エラーハンドリング(Error Handling)プロセスが完了したことを示しています。

まとめると、このサーバーのSATAドライブ(おそらくシステムドライブかデータドライブのいずれか)が、データを書き込む際に一時的に応答しなくなり、システムがSATAリンクをリセットすることで通信を回復した、という状況です。
考えられる原因と次にとるべき行動:

このメッセージから考えられる原因はいくつかあります。

  • ドライブの故障または劣化: ハードディスクドライブ自体の物理的な問題(不良セクタ、内部コンポーネントの劣化)が最も可能性の高い原因です。
  • SATAケーブルの問題: ケーブルが緩んでいる、損傷している、または品質が低い場合、通信エラーが発生することがあります。
  • SATAポート/コントローラーの問題: サーバーのマザーボード上のSATAポートまたはSATAコントローラーに問題がある可能性もゼロではありません。
  • 電源の問題: ドライブへの電力供給が不安定な場合、ドライブが一時的に応答しなくなることがあります。
  • ファームウェアの問題: ドライブのファームウェアにバグがある可能性もあります。

(以下、省略)


Post a Comment