Googleの覇権に陰りが見える 栄枯盛衰だな!
May 10, 2025 – 4:20 pm日経電子版(5/10 配信)に「Google、揺らぐ25年間のネット支配 「AIシフト」脅威に現実味」と題する解説記事がでていた。
かなり興味深い記事で、なるほどと思わせられた。
日経記事のリード文を以下に転載:
米グーグルが転換点を迎えている。2000年以降、検索エンジンを中心に世界のネット空間を支配してきたが、ライバルの人工知能(AI)技術に取って代わられる可能性が強まる。2つの独占禁止訴訟で企業分割を迫られているのは、イノベーション(革新)の優位を失いつつあることと無関係ではない。
具体的な変化を次のように指摘:
利用者がキーワードを打ち込む従来のグーグル検索から、対話型AI「Chat(チャット)GPT」などに直接尋ねる検索手法が定着し始めている。
グーグルは「検索総量が増加している」と主張するものの、米ガートナーは26年には検索の25%がAIに置き換わると試算する。
Googleも対話型AI Geminiを開発しており、私も活用させてもらっているが、複数の検索操作が「自動化」され疑問・要求に対する答えが整理されたかたちで示されるのに驚きを感じる。単純な計算ツールを作成しよとする場合、短時間でそれなりの解を得ることができ、かなり実用的なものを得ることができる。
記事では、Geminiが遅れをとって、OpenAIのChatGPTがかなり先を走っているとの解説になっている。
ただ、ChatGPTの進化版を使うとなると、有料となってしまう。私のような年金生活者の「趣味」の範囲での使用ということになると、手がでないということになってしまう。
ChatGPTの実力は認めるところだが、情報検索で老後破産になるわけにはいかない。
しばらくは、能力の劣る(私にとっては驚くほど素晴らしいものだが)GoogleAIStudio で無料版のGeminiを使うことになるだろう。
しかし、だ。栄枯盛衰、時代は変わる。今後の10年間でどんな世の中になるのか楽しみだ。