家電量販店の競争の凄まじさ

January 28, 2008 – 11:46 am

前のエントリーでDVDレコーダの修理を依頼したことを書いた。早速、松下電器の修理担当者が出張修理に応じてくれた。修理はDVDをそっくり入れ替えることで解決。修理に来てくれた係り員から家電量販店について興味深い話をいろいろ聞くことができた。

まずDVDの故障について、DVDレコーダの故障は結構あるらしい。DVDとHDDの故障の比率は3:1でDVDの故障が多いとのこと。故障は、ピッカーと呼ばれるレンズ部分が不良になることが多いとのことだ。クリーナでこのレンズを磨くなどの措置で故障に対応することもあるようだが、殆ど効果がないようだ。ということで、ほとんどの修理はDVDをそっくり入れ替えることになるようである。我が家の修理も、同様に、DVDを新品に入れ替えることで終了した。

今回の修理は、前にも書いたように、購入時についていた5年保証サービスが適用されて、無料で行うことができた。修理担当者によると、私の購入した家電量販店では、06年以降発売のDVDレコーダは5年保証を付けているらしいが、05年以前販売のものについては、通常の1年保証になってしまうようである。かなり幸運だったらしい。

修理に来てくれた係員、以前、私がDVDを購入した家電量販店に勤めていたとのこと。いろいろ、家電量販店について面白い話を聞かせてくれた。まず、保証期間の話。業界最大手のヤマダ電機では、3000円程度の年会費で会員になると長期保証が可能なようである。私がDVDを購入したケーズ電気は購入時に自動的に5年保証になっていた。量販店によって、いろいろ違ったサービスになっているらしい。消費者としては、それぞれの利点を考えながら、量販店の選択を行うことになるのだろう。

次に、販売価格。乱暴に言うと、家電量販店、原価までの値引きが可能だという。場合によっては、原価割りをしてでも販売することもあるという。値引きの方法、複数の家電量販店を廻って、前の量販店の価格を伝えれば、ほぼ確実に、それと同額、それ以下で購入することができるという(ことの真偽は分からないが・・)。Aという量販店で価格の交渉をし、この価格をBという量販店で提示し、交渉するという具合だ。とにかく、シェアの奪い合いで、熾烈な競争をやっているのは本当のようだ。

それにしても、こんな凄まじい競争をやっていて商売がなりたつのだろうか?買う側にとっては、それなりにいい話ではあるのだが・・・。

とにもかくにも、DVDの修理を無料ですることができて、本当に感謝。


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