3年前のニュース: 大熊町長選挙で帰還派の現役町長が勝利する
November 22, 2014 – 10:46 am3年前の昨日(2011年11月21日(月))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:
東日本大震災と原発事故で延期されていた福島県議会議員選挙と原発を抱える大熊町の町長選挙、八つの市町村の議員選挙は昨日投開票が行われました。このうち大熊町の町長選挙では町への帰還をめざす現職の渡辺利綱氏が町外維持を掲げた新人の木幡仁氏を破って再選を果たしています。
放射能に汚染された故郷への帰還を是とするか非とするか。難しい問題だ。
その他の原子力関連ニュース:
事業仕分けでもんじゅの見直し求められる
政府が新しい事業仕分け、提言型政策仕分けが四日間の日程ではじまりました。初日の昨日は原子力エネルギー分野の仕分けが行われ高速増殖炉もんじゅについて一兆円以上が投入されたにも関わらず実用化のめどがたたないことに非難が集中、仕訳人は抜本的に見直すべきだと提言しました。
福島第一原発三号機で高放射線量測定
東京電力は福島第一原発の原子炉建屋内部で3号機では過去最高となる毎時1600mSvという非常に高い放射線量が測定されたと発表しました。政府は年内に原子炉が安定した状態である冷温停止を宣言する方針ですが、今回のように高い放射線量が測定されるなど炉内の状況を把握したとは言えない状態が続いています。