3年前のニュース: 環境省に汚染土が届く??

November 18, 2014 – 10:25 am

3年前の今日(2011年11月18日(金))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:

環境省で保管処分して欲しいなどと書かれた紙とともに放射性物質に汚染された土が環境省に届きました。その後土は総務課長が放射線量が低いので自宅の庭で処分しようと話したことを受けて職員が持ち帰って捨てたということです。土は回収されましたが細野環境大臣は関係職員などの処分を検討しています。

なんとも不可思議なニュース。
おそらく、汚染土の送り主の意図は、原発事故による環境汚染を抗議すること。
これを受けとった環境省、総務課長は「こんな放射線レベルなんてなんの問題もない」と、一笑に付すような対応。
よくよく考えてみると、抗議する側と抗議される側が全く異なった立ち位置にあることがよくわかる。
不謹慎だけど笑ってしまう。
しかし、笑いごとではないな。こんなんじゃ、汚染土の仮置き場、中間貯蔵所などの議論がきちんと進むわけはない。

その他の原子力関連ニュース

原発事故収束工程表

政府と東京電力は福島第一原発事故の収束に向けた工程表の進捗状況を発表しました。細野原発担当大臣はステップ2の主な課題になる冷温停止状態について年内達成は可能だが慎重に安全を確認していると述べました。この他ステップ2の課題として作業員の環境改善などが残っています。

汚染米に出荷停止指示

福島市の大神地区で収穫された米から国の暫定基準値を超える放射性物質が検出された問題で政府は昨日この地区からの米の出荷を停止するよう指示しました。原発事故の影響で米が出荷停止になるのは初めてです。


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