高校入試が終わった

March 8, 2008 – 3:42 pm

2月はじめに私立高校、3月5日には公立高校の入学試験があった。我が娘、なんとか、無事、入学試験にたどりつき、これを終了することができた。ともかく、風邪をひくなどのトラブルもなく無事終了したことでホッとしている。合格発表は、入学試験から1週間後の3月12日。結果は、どうであれ、お正月もなく奮闘した我が娘にご苦労さん、良く頑張ったと言ってやりたい。

以前のエントリー「受験勉強につきあって」に書いたように、我が娘、塾通いもしないで過ごした楽しい中学校生活、気がついたら、受験シーズンを迎えていたというのが実情だ。ということで、慌てふためいて受験勉強に突入した。例年ならのんびり過ごすお正月もなく、この3ヶ月間、親子ともども臨戦態勢で、明けても暮れても、受験勉強、受験勉強で過ごした。本当に長かった。

この間、受験勉強を通じて、いろいろなことを考えさせられた。これを経験するまえは、受験生活のネガティブな面ばかり考えていた。しかし、振り返ってみると、それなりに意味のある3ヶ月間であったという印象だ。

一言で言うと、この経験を通じて、我が娘、随分成長したように感じる。義務教育を終了するこの時期に、自分の進路を考え、努力して自らの未来を切り開かねばという気概を持って望んでいたように感じる。このことは、親として、とっても嬉しいことだ。

2学期の終わり頃、担任の先生と本人で、進路(受験校)を相談する2者面談、そして親を交えた3者面談がある。ここで、具体的な志望校を決めることになる。この進路決定の過程で、子供たちは、自分の将来、そして家庭環境(特に経済状態)など自分を取り巻く状況を見つめなくてはならない。家庭の経済状態、そして自らの学力など、自分を取り巻く現実の諸条件により、自分の希望とは異なる進路を選択しなければならない事実もあることに気づく。悩みながらも、そうした現実を受け入れて行かねばならないことを学ぶのだ。この過程こそが、大人になるために必要な試練なのだろう。

さて、入学試験も終わって、あとは結果を待つだけだ。入試がすんで、その夕方には、インターネットで出題された問題そして解答が発表される。自宅に帰ると、早速、自己採点を始める。結果は、ボーダーラインぎりぎりのところのようだ。どういう結果になるか。1週間後の合格発表を待つしかない。やるだけはやった。ということでいいのではないか。

ともあれ、子供にとっての一大イベントが終了。親にとっても、大変な3ヶ月が終わった。


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