佐藤愛子の著作と教科書・入試問題
Wednesday, March 11th, 2009数日前に「大学の入試問題って難しいんだ!」というタイトルで記事を書いた。同じような話が佐藤愛子のエッセイにもでていた。佐藤愛子の著作が、中学・高校の教科書とか入試問題につかわれたが、この著作に付随している設問が著者自身では解けないという話だ。文学作品というものはどのように味わうべきものなのか、結構、面白い話と思ってメモしておいた。
数日前に「大学の入試問題って難しいんだ!」というタイトルで記事を書いた。同じような話が佐藤愛子のエッセイにもでていた。佐藤愛子の著作が、中学・高校の教科書とか入試問題につかわれたが、この著作に付随している設問が著者自身では解けないという話だ。文学作品というものはどのように味わうべきものなのか、結構、面白い話と思ってメモしておいた。
NHK教育の吉本隆明の講演を見て(NHK教育TV「吉本隆明が語る 沈黙から芸術まで」を見た)、この人の著作に興味を持った。近所の図書館にでかけて、その主著「共同幻想論」を読もうと探してみたが、一般の書架になかった(閲覧数が少なく倉庫に保管されていた)。とにかく吉本隆明の著作だったら何でも読んでみるか、ということで、目に付いた「『反核』異論」と「戦争と平和」の2冊を借りて読んでみた。「『反核』異論」のなかで主張されていること、特に「科学の本質」とはなにかを議論した部分は非常に重要であると考えた。現在の反科学的な風潮に対する鋭い批判になっている。
本棚には、私の学生時代(30~40年前)に購入し、もはや「古書」の範疇の本が多数ある。整理しようと自作の「蔵書管理システム」の構築を進めている。このブログで進捗状況について書いてきたところだ。(例えば、ここ。その他一連の記事)この「古書」のなかに、「生命とは何か -物理的にみた生細胞-」が見つかった。開いてみると、ところどころ線が引かれているとか、簡単な書き込みも見受けられる。読んだことはありそうだ。しかし、ほとんど記憶にない。あらためて読んでみることにした。これが実にすばらしかった。
最近、私の本棚に眠っていたガモフ全集を少しずつ読んでいる。ガモフは、アルファ崩壊を「トンネル効果」で説明したことで知られる高名な物理学者だ。物理学者本来の姿に加えて、難解な物理理論を「平易」に解説した数多くの一般向け著作を残していることでも有名だ。このガモフの著作を集めたのがガモフ全集、全12巻と別巻3冊として日本語訳が出版されている。この全集、ほぼ40年前に、私が学生時代に購入したものだ。この本を読んでいて、最近、話題にされている理科離れの理由に思いいたることがあった。
前回エントリーで日本学術会議の「これからの教師の科学的素養と教員養成の在り方について」と題された「要望」について書いた。これを読み、日本の教育、特に科学教育が抱える問題の一端を理解できたような気がした。この「要望」の取りまとめをした「検討委員会」の委員長、秋田喜代美(東大・教育学研究科教授)が、どのようなバックグランドの研究者なのか知りたく、近所の公立図書館で、著書をさがしてみた。