気になったニュース: 電子マネーが使われなくなっているらしい
July 5, 2024 – 2:31 pm日経電子版(7/5付け)に「落日の電子マネー、決済額5か月連続減 QR決済と差拡大」と題する解説記事がでていた。
記事のリード文を以下、転載:
交通系ICカードなど電子マネー決済の退潮傾向が鮮明だ。日銀によると4月の決済金額は前年同月比5%減の5050億円と5カ月連続で減った。減少の長さは新型コロナウイルス禍で移動制限があった2021年〜22年以来2年ぶり。地方では交通系ICカード決済を廃止する動きもある。QRコード決済の普及に押される構図が浮き彫りになってきた。
私は、これまで、電子マネーと呼ばれるものをほとんど利用したことがない。電子マネーというのは、事前に現金をチャージして使う決済サービスを指すのだが、なんとも面倒な手続きが必要な決済サービスなのだろうと日頃から思っていた。一度チャージすると、使い切るまで利用の範囲が限定されてしまうというのもこの仕組みを使う気にならなかった理由のひとつだ。
私の利用する決済サービスは、専ら、VISA Debitだ。これだと、VISAを扱うところでは、殆ど利用可能だ。銀行口座から直接デビットされるから、事前の現金のチャージを必要としない。1日あたりの使用限度額が設定できるので安心できる。
現金をATMから引き出す「銀行カード」は、最近、Debitカードを兼ねるものも多くなってきた。これらはICカード付のカードなので、カードをかざして使用できるものが多くなってきている。Suicaなどの交通系ICカードと同様な方式で改札を通過できるようになるのも近いのではと思う。
ただ、大部分の電子マネーには使用者を特定することはないので、自分の銀行口座と紐づいていないというのは利点かもしれない。