気になったニュース:「タンス預金」が１００兆円を突破したって?！
March 18, 2021 – 11:49 am日経（3/18日付朝刊）に、「タンス預金が100兆円突破」したと報道されていた。
このニュースのタイトルとリード文は以下（転載）
家計・企業にマネー滞留 タンス預金、昨年末100兆円突破 消費・設備投資減を映す、政府は大幅資金不足
家計や企業の手元資金が積み上がっている。日銀が17日発表した資金循環統計によると2020年は家計の貯蓄の余裕を示す「資金余剰」が約10年ぶりに過去最高を更新し「タンス預金」も初めて100兆円を突破した。新型コロナウイルス禍で消費や設備投資を手控える動きが余剰資金の膨張につながった。今後経済活動の正常化が見込まれる中、滞留するマネーをいかに成長に結びつけられるかが課題になる。
100兆円ものお金が「タンス預金」として滞留しているのには、正直、驚く。
我が家には、「現金」というものほとんどない。町内会費の支払いなど、「現金」での支払いが必要な場面では、本当に困ってしまう。ましてや、多額の「現金」を自宅に保管するなんてことは考えられない。
この「タンス預金」は、「前年同月比で5.2%増」になっているという話を聞くと、さらに驚いてしまう。世の中、キャッシュレス化が進んでいる筈なのに、「タンス預金」が増え続けているというのには理解に苦しむ。
「オレオレ」詐欺で、高齢者が多額の現金を搾取されるという話を聞くたびに、そんなに多額なお金が自宅にあることを不思議に思っていたが、この「タンス預金」の話を知ると納得してしまう。
私の知らないところに多額の現金が「滞留」しているようだ。