LINE Pay を使ってみた

December 6, 2018 – 10:46 pm

LINE Payを登録し、これで、近所のツルハで買い物をしてみた。私にとっては、はじめてのスマホ決済の体験ということになる。

初めての体験ではあったが、この仕組み、かなり優れたものではとの感想を持った。ひょっとしたら、我が国のキャッシュレス化は、このLINE Payあるいは類似のシステムを軸に、想像以上の速度で進むのではとさえ思った。

ここ2、3年、買い物の大部分をデビットカードで済ませている。最近は、どんなに少額でも、現金を使うことは殆どない。私のキャッシュ化率はかなりのレベルだ。そうはいうものの、今回の経験で知ったLINE Payで実現されているスマホ決済は、デビットカードとは、次元の異なるキャッシュレス化の世界との印象を受けた。

LINE Payの登録
LINE Payの登録自体は実に簡単だ。

スマホ上のLINEアプリでWALLET画面を開くと「LINE Payをはじめる」とのタグがあるのでこれをタップすれば、新規登録画面が現れる。ここで利用規約に同意するだけでよい。

利用規約には、次の3つの規約が含まれる:

  1. LINE CASHアカウント利用規則
  2. プライベートポリシー
  3. LINEユーザー情報提供ポリシー

これらの規約に「同意」すると、「新規登録」ボタンがアクティブになるので、これをタップすれば「登録は完了しました」というメッセージが現れて登録が完了。

これに付随して、6ケタの暗証番号の設定が促されるので、これを入力すれば、銀行取引でいう口座、WALLETが作られる。暗証番号の設定の際、指紋認証(Touch ID)を設定することができる。

WALLETへのチャージ
登録が終わり、WALLET画面を開くと画面上部に円表示で「残金」が示される。新規登録した直後は、当然のことながら、「残金」0円となっている。

LINE Payを通じてなんらかの買い物、決済をするために、WALLETに入金(チャージ)することになる。WALLETへのチャージは、「残高」の右側にある 「+」 をタップすると、利用可能なチャージの方法が示される。これには、「銀行口座」、「セブン銀行ATM」、「QRコード/バーコード」などが含まれているが、チャージ方法を選択することになる。

私の場合、ここでチャージ方法として「銀行口座」を選択し、自分の「銀行口座」からの入金を選択。

この手続きが結構難関と感じる。自分の銀行口座をLINE Payと紐づけようとするのだから、多少の困難を乗り越えねばならない。当然といえば当然。

口座を持っている銀行名を選択すると、(はじめての取引、操作では)当該銀行からLINE Payへの自動振込に必要な手続きが開始される。はじめての銀行口座からのチャージ手続きの開始に際しては、まず、LINE Payによる本人確認の手続きが開始される。こののち、自動振込の手続きが銀行のWeb画面に移って行われる。手続きでは、口座番号、PINコード、住所など個人情報が求められる。私の場合、(おそらく高齢者ということで)これらの情報に加えて、本人確認用として「運転免許」などの個人特定ができる証明書の提出(画像・写真のアップロード)が求められた。

銀行口座からの自動振込申請手続きが終了(銀行による本人確認の完了)するのに、ほぼ半日を要した。証明書提出(アップロード)による手続きを必要としない場合、即座に手続きを終えることができるように思う。

銀行口座手続きが、一度、完了すると、「銀行口座」を選択すると、「チャージ」画面が現れるので、当該銀行口座からLINE Payへの振込金額を指定し、振込(チャージ)手続きを終える。

これで、振込金額が、WALLET画面上の「残高」に反映され、銀行口座の残高が減っていることが確認される。

なお、LINE Payへのチャージは無料。なんら手数料は発生しない。ATMの利用で現金を引き出そうとすると、手数料の発生することを考えると、これは凄い。

LINE Payによる買い物・決済
LINE Payでコード決済可能な店にツルハが含まれていたので試してみた。

一連の手続きは以下:

  1. 購入する商品をレジに持参
  2. LINE PayのWallet画面上で「コード支払い」のアイコンをタップし、表れたWallet画面上で「コード支払い」のアイコンを選択
  3. パスワード入力画面が現れるので、新規登録時に登録したパスワード(暗証番号)を入力
    ここで、暗証番号設定時に指紋認証(Touch ID)を登録している場合、「”LINE”でTouch ID を使用 パスワード認証」QRコードとバーコードのペインが現れるので、ホームボタンを押釦し、認証する。
  4. QRコード/バーコードが印字された画面が現れるので、これをレジで提示
  5. QRコード/バーコードをレジで提示すると店員さんがこの画面をバーコードリーダでスキャン

以上で、支払いが完了。Wallet上の残高が時間をおかず購入した商品の価格を差し引いたものに変わっていることを確認。

一連の操作をやってみたところ、思った以上に簡単な操作で決済をすることができた。

この他、JCBブランドのついたLINE Payカードを入手すると、このカードでJCBのプリペイドカードと同等のサービスを受けることができるという。かなり便利なのではと思ったところ。


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