気になったニュース: NTT、NTTドコモを完全子会社化
September 30, 2020 – 10:37 amNTTは上場子会社のドコモを完全子会社化すると発表した。今後の日本の情報関連業界にとって大きなニュースだと思った。メモしておいた。
このニュース、今朝のTBSラジオ森本毅郎スタンバイで次のように報じてられていた(以下、書き取り転載)):
NTTは携帯電話事業と手がけるNTTドコモを完全子会社化すると発表しました。最大4兆3千億円を投じ、TOB、株式の公開買い付けを実施します。グループの連携を強めてドコモの競争力を高め、全体のコスト削減も進めます。また、菅総理の掲げる携帯料金の値下げにも対応する方針です。
4年前から、我が家の携帯はドコモの回線を利用している。ドコモの回線品質が、SB、AUのそれに比べて高品質と考えたからだ。さらに、通信可能なサービスエリアが大きいというのも大きな理由だ。私のように地方在住者にとっては通信可能エリアの広さは重要だ。
以前契約していたAUと比較すると、通信品質、料金の両面からみて、ドコモに軍配というのが実感だ。少なくとも、4年前時点では、AUに対しての不満は多かった。
そうはいうものの、我が国の携帯電話事業のシェアが4割ありながら、利益は3番手という事実、親会社NTTとしては、見過ごすことのできないことというのは理解できる。世界に冠たる通信会社を自負するNTTにとって、稼ぎ頭のドコモがこの体たらくでは許せないというのはわかるような気がする。
しかし、だ。、TOBに費やす4兆3千億円もの資金、半端なものではない。今回の完全子会社化がわりにあうものかどうか、素人の私にとっては、とても判断できるものではないが、なにかとてつもないギャンブルに打って出たというような印象もなくはない。
今回のドコモ子会社化は、IOWNというNTTのネットワーク技術構想の実現というNTTの「野望」が背景にあるようだ。このネットワーク技術、現在のTCP/IPフレームの限界を超えるという触れ込みのようだ。素人の私には理解できないところが多いが、夢のような話満載という感じがする。なにが起こるかわからないというのが、情報通信業界の現実、夢をみるのもわるくないことかもしれない。しかし、夢は夢だ。
とまれ、我が家の通信ネットワーク環境は。NTTドコモを頼りにしている。通信品質を落とすことなく、料金も安くなってくれることを願うばかりだ。
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