3年前のニュース: 福島第一2号炉 臨界騒ぎ続く

November 4, 2014 – 10:27 am

3年前の今日(2011年11月4日(金))放送のTBS森本毅朗スタンバイで聴いた原子力問題関連ニュース:

福島第一原発2号機で核分裂がおきたことを示す放射性のキセノンが検出されたことについて、東京電力は、昨日、キセノンが微量なことなどから核分裂が連鎖的におきる臨界は起きていないとする結論を発表しました。一方、原子力安全保安院は局所的な臨界の可能性は否定できないとの見方を変えてはいません。

この日も、福島第一原発2号炉の臨界騒ぎのニュースが大きく扱われている。

東電にしても、安全保安院にしても、原子炉動作の基本に関わるところで右往左往しているという印象だ。この騒ぎから3年たった今見ても、このバタバタは理解しがたいところがある。

この騒ぎに対し、原子力の専門家集団、特に原子炉物理の専門家は何をしていたのか?連日の報道をながめていると不思議な感じがする。専門家が、福島第一事故に無力だったのか、それともこうした事態に対処する位置に配置されてなかったのか。


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