Archive for the ‘身の回り・時事・雑感他’ Category



素人的経済観測: 「日本株高値圏、長期保有が肝心」なんだ

Friday, January 26th, 2024

日経平均は2,3日前に36,000円の大台を超えた。このところ急騰した株価どこに行くかと思っていたところ、今日午前の終わり値は401円安の35,835円になっている。

素人的には急速に上がりすぎたので、ここらで下がるのが自然で、この辺りを上値と見て「利益確定」に走るのが順当ではないかと感じている。

ところが、今日の日経電子版に、「上値売り」というのはよくないという解説記事がでていた。

この解説記事「日本株高値圏、長期保有が肝心 「上値売り」恩恵少なく」というもの。いままで株式取引でいい目にあってない我が身にとっては反省材料になるのではと思って真剣に読んでみた。

この記事のリード文を以下に転載:

日経平均株価がバブル経済以来約34年ぶりの高値圏で推移している。「上昇は一時的」と考えて売却に動く個人投資家は多い。しかし投資判断をする際に重要なのは、長期的にみた日本株の実力の変化を知っておくことだ。

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気になったニュース: 23年の気温 予測を超える史上最高の気温

Thursday, January 25th, 2024

日経電子版(1/25 5:00配信)に「謎多い「23年・史上最高の気温」 自然からの警戒信号」とタイトルされた記事があった。

この記事のリード文を以下転載:

世界の年平均気温は2023年、史上最高を記録した。欧州連合(EU)の気象情報機関コペルニクス気候変動サービスや世界気象機関(WMO)が相次ぎ、こうした分析結果を発表した。それも、これまで最高だった16年を大きく上回った。産業革命前と比べた気温上昇は1.5度に迫り、これ以下に抑えるという「パリ協定」の目標達成を危ぶむ声が出ている。

下図は、「産業革命前の1850から1900年の平均気温との差」。日経記事に掲載された図を転載したのだ。世界気象機関(WMO)が日米欧の6機関のデータを集約したものだ。

コペルニクス気候サービスによると、昨年23年の世界の年平均気温は産業革命前の平均気温より1.48度高い14.98度。WMOのまとめでも、14.5度になったという。

記事によると、「この極端な気温上昇が「化石燃料の燃焼による二酸化炭素(CO2)の排出などだけでは説明がつかない」という。このことは、いままで気象モデルによる大規模なシミュレーションで組み込まれていた気温上昇の要因以外のものがあり、我々は予測を超えた気温上昇を受け入れなければならないということになる。

世界的な異常気象が一過性のものか、それとも今後も継続する避けがたい兆候を示すものか気になるところだ。
 



素人的経済観測: 年初めから続く株高には驚き 夢か幻か?

Thursday, January 18th, 2024

下図は、今日(1/18)までの日経平均株価の変化だ。SBIのHPからコピーした。

32,000円から33,000円の間で行き来していた株価が年はじめからあがりっぱなし、36,000円を超える場面もあった。そろそろ下がるのではないかと思っていたのだが、今日も上がっている。一体何が起きているのだろう!!

円安が進み、日本経済どうなるだろうなんて思っていたら、株価だけは上がり続けている。素人感覚から、このまま日本経済は復活への道を歩むのではないかなんて思ってしまう。

夢か幻か? 30年前のバブルを経験しているものとしては、トランプではないが、Make Japan Great Again! なんてスローガンを叫びたくなってしまう。

日本株がこんな感じで上昇する理由には、円安ということだったり、新NISAがスタートすることで初めて株式投資をしようとするひとが増えたということもあるのではなんて言われている。いろいろ理由はあるのだろうが、大きく強い日本になって欲しいと心から思う。

能登の地震から始まった今年、震災からの復興には強い、大きな日本なくしては達成できない。

今日の日経朝刊には、「中国で日本株人気過熱 日経平均連動ETF、一時売買停止 上海株不振で注目度上昇」なんて記事がでている。日本の株価上昇を中国がどのように感じているのかを示すものと思う。

この日経記事のリード文を以下に転載:

中国で日本株人気が過熱している。中国・上海証券取引所は17日午前、上場する日経平均株価連動型の上場投資信託(ETF)の売買を一時停止した。ETFの取引価格が基準価額(1口あたりの純資産価格)を大幅に上回り、投資家に売買の過熱を警告するためだ。

中国経済を見限って日本経済に期待する中国人の動きに、今回の日本株の「急騰」のすごさを見てしまう。

夢か幻か、このまま日本経済が立ち直って欲しい。
 



2023年分確定申告書類を作成

Friday, January 5th, 2024

新年の恒例行事にしている2023年分の確定(還付)申告書類の作成を(ほぼ)完了した。

確認用の申告書をもう一度確認し直して、e-Taxで送付する予定。

申告書類は、私と妻の二人分を同時に作成した。私の申告書に「配偶者の総所得」を記入することになるので同時に行うことになる。

確定申告をすることで、企業年金基金分の年金、そして株式配当に対する源泉徴収分の還付を受けることができる。年金生活者の私たちにとっては少額とはいえ有難い。多少の小遣い程度にはなる。

昨年もそうであったが、マイナポータルから「公的年金等の源泉徴収票」と「医療費通知情報(保険診療分)」をダウンロードした。

「公的年金等の源泉徴収票」については、昨年暮れ(12/29)に日本年金機構から「【ねんきんネット】電子版「公的年金等の源泉徴収票」についてのお知らせ」との電子メールが送られてきたので、ここで記されている手続きで比較的簡単に入手することができた。

マイナポータルの「医療費通知情報」については、残念ながら昨年10月までしかないので、2か月分の医療費については医療機関で入手した領収書の記載で補った。多少の不便を感じるが、私が最初に確定申告したときには、税務署に医療費の領収書を送付することが義務付けられていたのを考えると、随分進歩したように思う。

生命保険(がん保険)と地震保険の控除証明書は昨年9月にはやばやと受け取っていたのでこれを転記。

社会保険の控除分のうち、国民健康保険税と後期高齢者医療保険の支払い済み証が村役場から1月半ば以降に送られてくることになっているが、手元の領収書の金額を記入。

企業年金基金分の年金の源泉徴収票は、やはり1月中旬に送られてくることになっているが、年金額に変化がないので、昨年の源泉徴収票の情報を転記した。フライングという感じもしないでもないが多分問題ないだろう。
 



羽田JAL機炎上 – 乗客乗員全員が機体から脱出

Wednesday, January 3rd, 2024

昨日(2日)午後、NHKを見ていると羽田で何かが炎上している画面が映された。しばらくすると画面はJAL機がエンジン部分から炎を出しているのを捉え、続いて飛行機の窓から炎が噴き出し始めているのが確認された。

炎に包まれたJAL機に乗客が乗っているとは信じたくなかったが、これが札幌(新千歳)発羽田行きのJAL516便で400人もの乗客・乗員が乗っていると知らされたときには絶望的な気分になった。飛行機が炎に包まれているなか乗客が無事なわけないと思った。能登半島を震源とする大地震に引き続いく大変な災害。2024年をこのような形で迎えることになるとは思いもよらなかった。

間もなくTV画面上には焼け落ちるJAL機の映像が映りだされた。上掲の写真は、私がTV画面上に見たその状態(写真は日経記事から転載)。

しばらくすると、乗客・乗員が全員無事脱出したとの報。まさに「奇跡」の救出劇。日本航空の乗員の日頃の訓練に裏付けられた乗客の避難誘導には感謝の言葉しかない。

主翼部分が最初に燃えていることから、(あまり詳しくはないが)おそらく中央部分からの避難出口は使えないはずだ。利用可能な避難出口が制限されたなかで、400人もの乗客・乗員が短時間に脱出できたというのは信じられない。本当に奇跡だ。

この脱出劇、航空運輸の世界では、今後、模範的な教材として扱われると想像する。

日本のマスコミ報道では、このあたりが十分に評価されたものになっていないような気がする。この事故を報じているCNNのタイトルのうちのひとつは次のようなもの:

Aviation industry experts say it appears to have been fast reactions of crew that saved hundreds onboard Japan Airlines plane

乗員の適格な対応が乗客全員の命を救った。

大変な新年を迎えた我が国、まだまだ捨てたものではない。