Archive for the ‘身の回り・時事・雑感他’ Category
今日の日経朝刊(3/10付け)に「日銀ETF含み益、過去最高34兆円 株高で1カ月4兆円増 水面下で活用策議論、財務基盤強化案に賛否」という記事がでていた。この記事のいわんとするところとは少しずれてはいるが、ETFというのは素人の投資にも有効なものではないかと思ったりした。
日経記事のリード文を以下、転載:
日銀が保有する上場投資信託の含み益が2月末時点で約34兆円に膨らんだ。株高を背景に時価は71兆円となり、ともに過去最高を更新したもようだ。日銀の財務基盤強化などの活用策が水面下で議論されており、市場が行方を注視している。
日銀がETFを買い入れ始めたのは2010年からで、低迷する日本株の底支えをしてきた。13年の異次元緩和開始から買い入れが増えたようだ。最近の株高を反映して、時価ベースで71兆円まで膨らみ、含み益が34兆円になったというからすごい。なんでも、71兆円というのは、日本の年間税収に匹敵する規模だという。
ただ、71兆円というのは、東証プライム市場の時価総額の7%にのぼる規模で、最近の株高は実力ではなく日銀の「買い占め」による歪んだものといわれてもしょうがない。そうはいうものの、これを呼び水に日本の経済が活性化することになれば、結果オーライということだろう。
5年くらい前に、このブログに「やはり投信というのは損なんだ!」と書いたことがある。「投資信託を保有する個人投資家の半数は損失を抱えている」という日経記事の感想を書いたのだ。損失がでる原因は、投信を販売する金融機関が、自らの手数料収入を優先し、「個人の短期売買」を助長することにあるとされていた。
日銀がETFで大きな含み益を得たという話を聞くと、投信でも長期に持ち続ければ、かなりの利益を得ることができるのではという印象を受ける。ETFであれば、投信のように金融機関との絡みもなく、最近の売買手数料が無いことなどを考えると、利息もつかない貯蓄というより、ETFの購入のほうが有利なのではないかと思ってしまった。
さあ、どうしよう。そうはいっても、大した資金を持たないわが身、どちらに転んでも大したことにはならないかな?
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Saturday, March 9th, 2024
一昨日、水戸偕楽園に行ってきた。
3年ぶりに出かけた。梅の木の写真を撮ったので掲載しておいた。
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Thursday, March 7th, 2024
右に掲げたようなものがtweetされているのを見た。これを見た私の第一印象は、著名な「進歩的文化人」を揶揄するものだろうというものだった。正直なところ、少しばかり、確かに「息苦しい」感じを受ける名前が並んでいるのには感心した。
ところが、表紙に並んでいるのは「息苦しさの正体」と名指しされた著名人のリストといったものではなく、「自由の危機」とタイトルされた極めて真面目な書籍であり、「-息苦しさの正体」というのはこの本のサブタイトルであり、表紙の著名人のリストはこの書籍の著者のリストであるということを理解した。
何故、私が、「この本の表示ヒドくない」というのに反応してしまったのか?考えてみると、私自身の感覚が、(本書の著者の皆様からみて)ネトウヨと呼ばれるような発想を持つ人間だったのかもしれないと考えた。
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日経平均が史上最高値をつけ、そろそろ落ち着くのかと思っていたら、瞬く間に、40,000円の大台を超えてしまった。今日の終わり値でも 40,109円になっている。正直なとこ、最近の値動き、正気の沙汰ではないように思ってしまう。
日経平均が上がっても下がっても、株を所有しない私にとっては、どうでも良いようには思うが、株価が上がるというのは、年金財源を支えるものなので結構なこととは思う。年金生活者の年金額が増えることにはつながることはないが、年金財政が安定すれば、将来への安心といった気分を持つことができる。
ただ、長くつづいたデフレが終わり、わが国の景気が良くなってくると、インフレが進むと、わずかばかりの銀行預金がさらに目減りしてしまうというのは困ってしまう。
少しは株への投資というのを考えてもいいような気がする。銀行預金の目減りを避けるための株式投資ということになると、とても個別株の見極めはできないので、上場株式投信(ETF)を検討することにした。
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TSMC創業者である張忠謀(モリス・チャン)氏が熊本工場の開所式のあいさつでソニー創業者盛田昭夫との交流を話題にしたという話が、数日前の日経の電子版「TSMC創業者、熊本で明かしたソニー盛田昭夫氏との秘話」で紹介されていた。
この日経記事のなかに、つぎのようなエピソードが紹介されている:
盛田氏はこのとき、張氏にこんな予言を告げた。「あなたは日本で達成する歩留まり(良品)率に驚くだろう」。実際に張氏のもとでTIが立ち上げた日本の工場は、米国工場を大きく上回る成果を上げた。
「(仕事の)文化や人材の点で、日本と台湾は似たところがある」(張氏)。日本での経験は、張氏が1987年に台湾で製造特化のTSMCを立ち上げるきっかけともなった。
このときとは、張氏が米半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI)のIC(集積回路)事業幹部として初めて訪日したときのことのようだ。
これを読んで、当時の日本の製造業の強さの源泉がどこにあったのかを知ったような気がした。
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