Archive for the ‘気になったニュース’ Category
Thursday, June 22nd, 2023
日経朝刊(6/22付け)に「火災保険料13%引き上げ ―来年度、災害多発で上げ幅最大‐」という記事がでていた。火災保険料は、持ち家を維持するうえで最低限必要な経費。このところ毎年のようにひきあげられるのは本当に痛い。
記事のリード文を以下に転載:
損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構は21日、住宅向け火災保険料の目安となる「参考純率」を全国平均で13%引き上げる料率改定案を金融庁に届け出た。引き上げは過去6年間で4回目で、過去最大の上げ幅となる。自然災害の多発で火災保険の収支が悪化していることが背景にあり、契約者の保険料負担が一層重くなる。
我が家を新築したのが約25年前。火災保険料は新築時に契約したときより5割近く高くなっている。近年の異常気象により、数十年に一度しか起きないと考えられた気象災害が頻繁に起きる状態では保険料の値上げは止むを得ない。そうはいうものの、年金生活者の私にとって、保険料負担が大きくなることには対応する必要もある。
私の契約している火災保険は5年くぎり契約。昨年、契約を更新したところだ。
昨年の更新では、補償範囲から「水災」をはずした。保険料高騰に対するやむない対応だ。保険料、それなりに低くはなった。
「水災」に対する補償については、床上浸水という状況を考慮することになる。我が家の位置を自治体が公表しているハザードマップでみると、幸い、危険区域からはずれているので、「水災」リスクはそんなに高いものではないと判断した。
ただ、多少の心配はある。豪雨による予想もしないような「内水氾濫」の可能性は否定できないからだ。過去の内水氾濫のエリアにはいってなく、そんなにリスクは高くはないと信じている。
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日経電子版(6/12 11:00配信)に「WHO「低カロリー甘味料控えて」 体重管理に役立たず」と題する記事を見つけた。
このニュース、私にとってかなりショッキングな話だ。糖尿病治療をしていることもあって、糖分を避け、代わりに人口甘味料が含まれる食品をとることにしているので、驚いた。清涼飲料水は問題あるということで、人口甘味料を使っているCocaCola zero sugar を飲むことしていた。これはよくないことのようだ。
この記事のリード文を以下に転載:
低カロリーをうたう飲料や食品に使われる甘味料をめぐり、世界保健機関(WHO)が体重管理や病気予防のための摂取を控えるように勧める指針をまとめた。280件以上の研究報告をもとに「長期的には体重管理に役立たない」とした。甘味料業界の国際団体は「科学的に厳密ではない」と反論している。
記事のなかで、短期間の使用は体重やBMIを下げる効果はあるが、長期になると効果はないとその効果はない、とのことだ。
長期にわたる接種は、「脳卒中などの心血管疾患や2型糖尿病のリスクが上昇するなど「望ましくない」影響が出る可能性も」あると指摘されている。
砂糖がだめだから、「健康のため」人工(日糖質系)甘味料はいいのだと思っていたのは、ひょっとしたら問題のようだ。
気をつけなきゃだ。
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G7広島サミットが3日間の日程を終え閉幕した。
ウクライナのゼレンスキー大統領の電撃的な来日もあり、これまでにないG7サミットになった。
個人的な印象を述べるなら、全体を通じて、意味あるG7サミットであった。これまで我が国での開催は、今回の広島サミットを含め7度目になるが、最も意味あるものになったように思う。
G7首脳そしてその他の招待国首脳は原爆資料館を訪問し、70年前に広島に投下された原爆の恐ろしさを改めて知る機会になったことは、サミットを広島で開かれた意味として大きなものになった。岸田首相が主導して「広島ビジョン」なる共通文書がまとめられた。
この共同文書が「核による抑止力維持」を認めるとして、我が国には批判するものが多く、なかには「核兵器禁止条約に触れていない」ことを非難するものがあった。
こうした批判、非難は、ロシアのウクライナ侵攻のなかでの核による脅しが現実的なものとなるなかで、「絶対平和主義」の立場にたって事態を黙認することにも通じる無責任な議論ではないかと思う。
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日経(5/2付朝刊)に「働く高齢者の貯蓄増加 消費・投資へ施策必要 昨年は月平均11万円、10年で3倍」という解説記事がでていた。
この記事のリード文を以下に転載:
働く高齢者の賃金が貯蓄に回っている。総務省によると65歳以上の勤労者世帯(2人以上)が2022年に貯蓄に回した額は月平均11万円と、10年前の3倍超になった。金融資産は60歳以上が全体の6割超にあたる1200兆円を抱える。高齢者に消費や世代間の移転を促す施策が欠かせない。
私のような「働かない」高齢者からみると、皆さん頑張ってるなというのが第一印象だ。
「65~69歳の就業率は12年の37.1%から21年に50.3%まで上昇」し、65歳以上の高齢者世帯では、子供が独り立ちし、「パートやアルバイトで働く配偶者が増えるなど」して世帯収入が増えているようだ。
歳を重ねれば重ねるほど、「老後の心配」は拡大する。働けるうちに、できるだけ働き、蓄えを増やしたいというのは当然の感覚だ。
後期高齢者に仲間入りする私としては、多少、個人的な実感とはかけ離れた記事という感じがしないわけでもない。
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ほぼ1週間前の日経電子版(Financial Times版 2022 2/21 11:40)に「人間が囲碁AIに勝利、弱点発見 深層学習の欠陥示唆」とタイトルされた記事が載っていた。この記事、ある意味衝撃的なものだ。リード文を以下に転載:
アマチュアでトップランキングの1つ下のレベルの米国人棋士であるケリン・ペルリン氏は、別のコンピューターが特定した欠陥を利用し、打ち負かした。ペルリン氏が15対局中14勝した直接対決は、コンピューターによる直接的なサポートなしで実施された。
今回の勝利は、現在広く普及しているAIシステムがもたらした囲碁プログラムの弱点を浮き彫りにした。このようなAIは米サンフランシスコに拠点を置くOpenAI が作成したChatGPT(チャットGPT)などにも用いられている。
7,8年前に当時世界トップ級だった韓国人棋士イ・セドルがグーグル開発のAlphaGo(アルファ碁)」に負け、その3年後に囲碁を引退したというのは、我々の記憶に新しい。AIが人間「知能」を超えた、あるいは超えたかもしれないということを感じさせた。そしてAIにもたらされている最近の自動翻訳技術の進歩、自動車の自動運転システムの進歩などを考えると、なんでもAI技術により解決できるのではと思わせる。
しかし、だ。この日経記事によると、万能と思われるたAIの「弱点」をつけば、「中級レベルの棋士」がマシンに勝利することのできることが明らかになったという。こうなると、AIに過渡に期待し、無原則に我々の日常にそれを導入することは避けなくてはならない。
このブログ記事の前の記事で、話題の「Chat GPT]を使い、二つの簡単な質問をしてみた。それなりの回答が得られた。ある意味、感心したが、回答内容を詳しくみると、かなり不満足なものであることが理解される。
この日経記事は、AI技術の有用性は否定しないまでも、その欠陥の存在を想起させてくれるものとして興味深いものだ。
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