Archive for the ‘気になったニュース’ Category
Thursday, September 19th, 2024
日経電子版(9/19付け)に、「レバノンで2日連続爆発、20人死亡 ヒズボラの通信機器」と題する記事がでていた。
驚くべき事態だ。爆発した通信機器は、ヒズボラのメンバーに配布されたポケベルとか、トランシーバという。多数の通信機器が同時に爆発しており、なんらかの通信内容を引き金に爆発するようプログラミングされていたと思われる。いまや、こうした通信機器の製造・頒布はグローバルで複雑なプロセスで行われており、ポケベルのような小さな通信機器でひとを殺傷するに足る爆発を引き起こすようなものが組み込むことが可能ということになる。我々の手元にある通信機器を対象にテロ行為を行うことだって可能ということだ。。
記事のリード文を以下、転載:
レバノンの首都ベイルートなどで18日、親イラン民兵組織ヒズボラが使用していた通信機器が相次いで爆発した。ロイター通信などによると、爆発で20人が死亡し450人以上が負傷した。日本製のトランシーバーが爆発したとの報道もある。
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Sunday, August 18th, 2024
日経(8/18付け朝刊)に「原燃の再処理工場、26年度に完成延期」と題する小さな記事ががでていた。
記事のリード文を以下に転載:
日本原燃が使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の完成時期の目標を9月末から延期し、2026年度内とする方向で検討していることが17日、わかった。原子力規制委員会の審査に時間がかかっているためで、1993年の着工以来、延期されれば27回目となる。
この原燃の再処理工場、1993年に着工し97年に完成予定だったものだ。30年以上も前に着工したものが、いまだに完成の日の目を見ることなく、今に至っても完成時期を延期するというのは、計画自体が破綻していることに他ならない。ダラダラといつまでも先送りにするというのにはあきれるばかりだ。
我が国の核燃サイクル計画を「完全に」見直す必要がある。
使用済み燃料を溶解しプルトニウムを取り出そうというのはよしたほうがいい。むしろ、使用済み核燃料を切り刻み、高レベルの放射性溶液を生み出すような核燃料再処理に見切りをつけ、真剣に「乾式貯蔵」方式に転換すべきだ。
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Wednesday, July 10th, 2024
7月7日に行われたフランス下院選挙の決選投票の結果は、予想を覆すことになった。
日経電子版(7/10 配信)の解説記事「フランス政変でNATOに暗雲 軸失う欧州、日本にも試練」は、今回の選挙結果と、その影響について詳しく解説している。参考になる。
この解説記事のリード文を以下に転載:
一寸先は闇とは、まさにこのことだ。フランスの国民議会選挙では当初の予想をくつがえし、左派連合の新人民戦線(NFP)が最大の勢力になった。第1党になるとみられていた、ルペン氏率いる極右のRN(国民連合)は結局、3位にとどまった。
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東京都知事選挙が終わり、ここで提起された問題についていろいろ議論されている。
なかでも、現職・小池百合子の対抗馬とされていた蓮舫候補が中丸候補の次の3番目になったことが驚きをもって議論されている。
大部分の評論が選挙技術的な話に焦点を絞ったものになっている。なかでも、蓮舫候補の選挙戦略が立憲民主党と日本共産党の2つの政党からの支援を受けたことが最大の敗因としていることが目立つ。共産党の支援を受けることになったことから、連合からの反発を生んだことにもなった。
敗因かどうかは分からないが、蓮舫候補の主張は違うなと思ったのが、蓮舫候補のTwitterリンク「蓮舫に投票を」とタイトルされたビデオのなかでの主張、「行政改革は財源を生む最強の手段」というところだ。民主党政権時代に、枝野幸男のもと行われた「事業仕分け」で活躍した流れのなかで生み出された主張なのだろう。
しかし、「財源を生む最強手段」は経済規模を大きくし、税収を大きくすることにあるはずだ。行政改革は、所詮、限られた財源の取り合いという以上ということにはならない。
このあたりの話、選挙テクニックを超える基本的なところなのではないか。
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昨日の東京都知事選挙の結果、3期目になる小池百合子が当選した。この結果を報じる日経記事「東京都知事選、小池百合子氏が3選 得票2位は石丸伸二氏」のリード文を以下転載:
任期満了に伴う東京都知事選挙が7日投開票され、現職の小池百合子氏(71)が3選を決めた。子育て世帯への支援拡大や医療体制の充実といった実績が支持を得た。2番手には前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)が入り、前参院議員の蓮舫氏(56)を上回った。
今回の選挙結果での驚きは、現職小池百合子の対抗馬としてみられていた連坊候補が全くの新人である石丸候補の後塵を拝したということにつきると思う。小池百合子に対する批判・避難は大きなものがあったが、それにも増して立憲民主党と日本共産党を後ろ盾とする連坊に支持が集まらなかったのは、日本の旧左翼の限界を露呈したものと思った。
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