目の病気の検査・治療を開始

May 12, 2018 – 11:55 am

満年齢70歳に近づいてきたということで、いろいろ体に不調が生じることが多くなってきた。

今回は「目の病気」だ。

眼科病院で告げられた病名は、以下のふたつのいずれか:

  • 加齢性黄斑変性症
  • 中心性漿液性脈絡網膜症

これに合わせて、目の水晶体に濁りが生じる「白内障」の進行も認められるとのこと。

以下、今回、眼科で診察を受けるまでのいきさつと、疑がわれる病気の内容について検索結果を転載しておいた。

いきさつ
昨年の9月頃、近所の眼科医で検眼をした。その結果、「右目の網膜になんらかの病変が認められる」ということになった。その時点では、2,3カ月後にもう一度検査をし、推移を見ることにしようとの話になっていた。

最近、特に、このひと月の間、急速にものが見えにくくなった。特に、本を読むのがつらくなってきた。いままでに経験したことのない異常な感覚なのである。

特に、本を長時間読むことができなくなってしまったのには、危機感をおぼえた。このまま、「失明」ということにでもなれば、大変な事態だ。

前回の検査からすでに半年も経っていたのであるが、昨日、同じ眼科医の診療を受けた。

結果は、半年前に確認されていた「網膜の病変」がよりはっきりしてきた、ということ。網膜の断面の画像を見ると、「網膜が浮いて隙間ができている」ことが確認できていた。「黄斑変性症」などが疑われるが、精密検査が必要とのことで、精密検査が可能な眼科病院を紹介された。

早速、紹介された眼科医にて検査を受けた一次的な診断結果が冒頭に示した、ふたつの病気の疑い。

2週間後、「造影剤」を用いて、精密な検査をするということになった。

造影剤を用いた精密検査にいたる間、「中心性漿液性網膜絡膜症」に対して症状を緩和する効果が期待される「飲み薬」を服用し、病変の識別に役立てる、といことのようだ。

疑われる病気のなかみ
以下、日本眼科学会のHPへのリンクとリード文を転載:

中心性漿液性脈絡網膜症

 中心性漿液性脈絡網膜症は、光を感じる神経の膜である網膜の中で、最も視力に関係する部分(黄斑)に網膜剥離が発生する病気です。30~50代の働き盛りの男性に多くみられます。片方の目に発症することが多いのですが、時に、両方の目の発症することもあります。ほとんどは良好な経過をたどり自然に治ることが多い病気です。

 
加齢黄斑変性

 年齢を重ねると身体のいろいろなところで病気がでてくることがあります。加齢黄斑変性もその一つで、加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見ようとするところが見えにくくなる病気です。加齢黄斑変性は一般には馴染みの薄い病名かもしれませんが、欧米では成人の失明原因の第1位で珍しくない病気です。日本では比較的少ないと考えられていましたが、人口の高齢化と生活の欧米化により近年著しく増加しており、失明原因の第4位となっています。50歳以上の人の約1%にみられ、高齢になるほど多くみられます。比較的最近まで治療法がなかったのですが、最近いくつかの治療法が新たに開発されて、多くの患者さんで視力の維持や改善が得られるようになってきました。


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