国民健康保険へ切り替え

April 1, 2008 – 3:51 pm

勤めていた会社を退職して1年9ヶ月が過ぎた。退職以来、任意継続被保険者として会社の健康保険組合にお世話になっていた。この任意継続保険、退職から2年間加入することができるのであるが、新しい年度を迎えたことから、これから脱退し、地方自治体が運営する国民健康保険に切り替えることにした。

何故、今、国民健保に切り替え?: 理由は、至極、簡単。保険料が安いからだ。退職時点での国民健康保険への切り替えは、前年度(退職前)の所得で、保険料が決まる。国民健保の保険料が、任意継続被保険者として会社の健康保険組合に支払う保険料より、かなり高くなる(正確ではないが、十数万円は違うと思う)。一方、4月1日以降の新しい年度では、昨年度の所得をベースに保険料が算出される。このため、国民健康保険のほうが、相当、安くなるわけだ。保険料を考えると、このまま、期限まで、任意継続被保険者として、健康保険組合にお世話になる理由はない。しかし、国民健康保険の側からみると、我々のような輩が、国民健保赤字の元凶ということになるのかもしれない。

国民健康保険へ切り替えるのに必要な手続き: 3週間前、町役場に出かけ、国民健康保険への切り替えに必要な手続きを聞いた。切り替え時に、無保険の状態ができることが怖かったので、申請とともに保険証を即日交付してくれるかどうか、そして組合保険からの切り替えには何が必要なのか聞くことにしていた。まず、保険証は、申請したその日に即日交付してくれるとのこと、ひとまず安心。次に、組合保険からの切り替えには、国民健康保険への申請に先立って、組合保険の資格がなくなるとの証明が必要とのことだった。とにかく、組合保険を脱退したことがあきらかになることを証明するものが必要らしい。

健康保険組合からの脱退: 早速、会社の健康保険組合に電話。健康保険組合を3月末に脱退し、国民健康保険に切り替えたい旨を伝え、3月末日で、健康保険組合から脱退する旨の証明書を発行してもらうようお願いした。しかし、脱退する旨の証明を受けようとする場合、脱退理由が必要という。理由としては、保険証の有効期限(退職から2年後)が過ぎるか、保険料が未納であるか以外のどちらかになるという。私の場合、4月1日を迎え、保険料未納状態が現れるまでは、健康保険組合から脱退することは証明されないというのだ。失効する時点で、資格失効証明書を発送するという。ということは、4月1日から我が家に失効証明書が届くまでの間、我が家族、無保険状態になることになってしまう。これは大変だ、ということで、4月1日に会社の健康保険組合に証明書の受け取りに出かけることにした。

国民健康保険への切り替え: 健保の失効証明書を受け取るために久しぶりに勤務していた会社に出かけた。実に、会社へは、1年ぶりであった。これまで使っていた健康保険証を返却し、失効証明書を受け取り、わずか3分で手続きは、終了。失効証明書を抱えて、町役場にでかけ、国民健康保険に切り替えたい旨をお願い。わずか10分程度で、無事、家族3人分の保険証が交付してもらえた。やれやれというところだ。

それにしても、健康保険組合を脱退するにあたって、脱退理由を保険料未納とするのは、かなり抵抗があったのは、実感だ。


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