高齢者の定義
June 29, 2024 – 11:05 am日経電子版(5/29 5:00配信)に「高齢者、いつから? 若返りで定義見直しの動き」と題する解説記事がでていた。なかなか、面白い記事と思ったので、気づいたことメモしておいた。
記事のリード文を以下に転載:
「高齢者の定義を5歳引き上げるべきだという提案が政府の会議で持ち上がったそうだね」「そういえば高齢者って、いくつからなのかな。元気なシニアが増えているから、もっと働けということ?」
日本老年学会の公表した「高齢者および高齢社会に関する検討ワーキンググループ」報告書では、高齢者の定義を65歳以上から75歳以上に改めるよう提言しているという。医師・研究者らにより寿命や暮らしぶりを分析しての提言という。
WHOの高齢社会の定義から?:前期高齢者は65歳から74歳を指すようなのだが、この65歳以上を高齢者というのは、WHOが65歳以上の人口比率が7%を超えた社会を高齢化社会と定義した、1965年以降に世界に広まったというそうだ。よくわからないが、WHOが高齢化社会の定義をしたことにひっかけて65歳以上を高齢者としたということのようだ。
国連は新しい指標を導入したという。国、地域で平均寿命に開きが大きいということを考慮し、国ごとに平均余命が15年になる年齢を割り出し、その年齢以上の人口比で、高齢状況をみようというもの。
高齢者の定義として、この平均余命が15年になる年齢以上のひとをもってこの定義にかえるのはよさそうだ。
私は昨年75歳になっており、平均余命は12年。もう立派な高齢者となっているようだ。